今日、7月23日は
 二十四節気のひとつ、大暑

    兎も片耳垂るる大暑かな     芥川 龍之介

 ところが今年の日本は
 先週からずっと大暑みたいな
 暑さが続いています。

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 そんな暑さの中、
 青々とした田の稲を見ると
 ほっとします。

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 でも、こう暑いと
 畑には昼には行けませんね、やっぱり。
 朝一番で行くか
 夕方、6時近くになって行くかです。
 お年寄りの人が
 熱中症で畑で倒れていたという痛ましいニュースも
 多いですから
 気をつけないといけません。

 水やりで見かけた
 ちょっとした風景を
 今日は紹介します。
 まず、これは
 キュウリの黄色い花によってきた
 ミツバチ。

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 こうした虫の活動が野菜の成長には
 欠かせません。

 これはオクラの花。

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 いつ見ても
 素敵な夏の花です。
 これは中玉トマトの脇で大きくなった
 レモンバームバジル

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 ともに
 トマトのコンパニオンプランツのハーブです。

 先日種を蒔いた
 葉ネギの芽。

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 まだまだたよりないですね。
 こちらは
 エダマメ

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 もう少し膨らんできたら
 収穫です。

 あまり長い時間
 畑にはいないように気をつけていますが
 水やりだけで
 何回も行ったりきたり。
 人間も暑いのですから
 野菜だって
 水がないと悲鳴をあげているようで。

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  今日は
  「えほん遠野物語」から
  『おしらさま』という作品を。
  もちろん
  文は京極夏彦さん。
  このシリーズでは絵の担当はいつも違っていて
  今回は伊野孝行さん。
  ちょっぴり怖い感じを
  伊野孝行さんの絵はよく表せています。
  子どもたちの感想を
  聞いてみたい絵本です。
  大人が怖いと思っても
  子どもは大好きということ
  よくありますものね。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  生きていくなかで信心は欠かせない                   

 『遠野物語』といえば民俗学者柳田国男の代表作で、それを京極夏彦さんが現代風そして子どもたちにも読みやすいように文章を綴った絵本のシリーズの、一冊である。
 このシリーズは第1期として『かっぱ』や『ざしきわらし』、『やまびと』『まよいが』の4冊を刊行し、第2期もこの『おしらさま』を含む4冊の刊行が行われている。
 このシリーズは文を京極夏彦さん一人が担当しているが、絵は作品ごとに違うのも特長のひとつといえる。
 この作品の絵は伊野孝行さん。イラストレーターという風に巻末の略歴で紹介されている。
 この作品が「おしらさま」という遠野あたりの家々で祀られている神の話が書かれたもので、しかもその「おしらさま」の男神のお姿が馬の頭をしているなど、何やら不気味な感じを、伊野さんは見事に描いている。

 「おしらさま」が何故馬の頭をしているかという訳も、馬と結婚した娘の父親が怒って馬の首を切って捨てたとも言われているそうだが、やがてそれは養蚕のはじまりの謂れにもつながっていくから、怨恨の伝説でもなさそうだ。
 どころか、「おしらさま」は眼の神とか女の病を癒す神でもあったそうだから、遠野の人たちは大事に祀っていたにちがいない。

 もちろんそれでも、信心が浅い家もあって、そんな家に限って不幸があるというのも、古来からよく言われている通りだ。
 そんな怖さもちょっぴりあったりする絵本なのだ、これは。
  
(2018/07/22 投稿)

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  今日紹介する
  『ふわふわ』は
  詩人の谷川俊太郎さんと工藤直子さんの
  対談集です。
  表紙の装画は安西水丸さん。
  安西水丸さんの絵があるだけで
  ふわふわ感満載になります。
  対談の中で
  谷川俊太郎さんが詩と散文について
  こんなことを
  言っています。
 
     詩は基本的に女性ですね、散文は男性。

  皆さんはどう思われますか。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  ふわふわした対談に満足                   

 詩人谷川俊太郎さんと詩人工藤直子さん二人による対談集。
 この本では5つの対談が収められていて、その最初は2001年5月、その次が2004年10月、三つめが2015年5月で、この時の対談では詩人の大岡信について語られている。
 四っつめと五つめがこの本のためのものだろうか、2017年3月と11月に行われている。
 つまりこの二人は実に長い期間にわたって、とても楽しいお話の時間を持ってきたといえる。
 そして、その長い期間、工藤直子さんの谷川俊太郎さんへのリスペクトは変わらず、きっと工藤さんにとっての谷川さんは異次元の人であるにちがいない。

 ちなみに少しこの二人のことを書いておくと、1931年生まれの谷川俊太郎さんは1952年、つまり20歳前に『二十億光年の孤独』で詩人デビューし、以後ずっと日本を代表する詩人であり続けているし、多くの絵本や翻訳絵本を通して子どもたちにも親しまれていることは周知であろう。
 一方の工藤直子さん。1935年生まれというから、谷川さんとほとんど同世代。大学を卒業後、大手広告代理店に勤務するが、『てつがくのライオン』で詩人デビューしたのは1982年だから、詩人としては谷川さんのずんと後輩だし、工藤さんの名を高めた『のはらうた』シリーズも、谷川さんの詩風とはかなり違う。

 そんな二人の対談だから、すべてがかみ合うはずもない。
 それでも対談が成り立つのは工藤さんの谷川さんへのリスペクトと、谷川さんの包容力だろう。
 谷川さんの包容力といっても誰にでもあるわけではないだろう。相手が工藤さんだからこそ、包み込めているように感じる。
  
(2018/07/21 投稿)

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  私が参加している読書会は
  毎月第一土曜に開催しています。
  だいたい5~10人ぐらいの参加で
  一人1~3冊の本を紹介し合っています。
  今月の読書会で紹介された一冊が
  今日紹介する
  竹内美紀さんの『石井桃子』。
  児童向けの伝記です。
  副題が
  「子どもたちに本を読む喜びを」。
  こういう本を読んで
  本好きになって
  将来読書会に参加するなんてことになったら
  どんなに素敵なことか。
  いい本を紹介頂き、
  ありがとうございました。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  石井桃子さんがいてくれたから                   

 私たちの人生とは所詮一度限り、「一期一会」。
 けれど、別の人の人生をたどることはできる。
 それは、本を読む愉しみのひとつでもある。
 だから、子供の頃には「伝記」が読まれ、大人になってからも「私の履歴書」であったり「評伝」を読んだりする。
 その人にはなれないけれど、本を読むことでその人が歩んだ道を追体験できる。
 本は一度きりの人生を幾重にも茂らせてくれる。

 この本はあかね書房という出版社が刊行している「伝記を読もう」というシリーズの一冊。
 石井桃子さんはいうまでもなく『くまのプーさん』やブルーナの『ちいさなうさこちゃん』を日本に初めて紹介した翻訳者だし、『ノンちゃん雲に乗る』や『幼ものがたり』を書いた創作者だし、こども図書館のさきがけ「かつら文庫」の実践者。
 もしかしたら、子供たちはそれが石井桃子とどれだけ関係のある作品かを知らずに本を手にしているかもしれない。
 けれど、石井桃子さんはそのことをけっして悔しがることはないだろう。
 石井桃子さんがよく記した言葉、「あなたをささえるのは、子ども時代のあなたです」には、石井桃子さんが主でなく、主はあくまでも子どもたちそのものという意味が込められている。
 そのことこそに、石井桃子さんの魅力があると思う。

 児童向きの伝記ではあるが、石井桃子さんの101歳という長い人生を実にうまくまとめている。
 この作品で石井桃子さんをもっと知りたいと思った人は、尾崎真理子さんの『ひみつの王国 評伝石井桃子』をぜひ読むといいだろう。
  
(2018/07/20 投稿)

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 昨夜、第159回芥川賞、直木賞の受賞作が
 決定しました。
 芥川賞高橋弘希さんの『送り火』、
 直木賞島本理生さんの『ファーストラヴ』。

  

 二人とも
 これまでに何度も候補になっていたそうですから
 順当な受賞なのかもしれません。

 直木賞でいえば
 今回湊かなえさんの『未来』が候補作にあがっていて
 最近湊かなえさんは海外でも評価が高く
 直木賞もあわてて受賞まで持っていくのではないかと
 予想していたのですが
 そうでもなかったみたい。
 なんだかこれで湊かなえさんも直木賞受賞できなかった大物作家の
 仲間入りかも。

 そして、今回の芥川賞で大きな話題となったのが
 参考文献の未記載問題で物議を醸した北条裕子さんの『美しい顔』。
 この作品は全文講談社のHPで読むことができるみたいですが
 東日本大震災を題材にした作品で
 その中で既存のノンフィクション作品の文章が使われていたとして
 問題となりました。
 講談社と既存のノンフィクション、
 これは石井光太さんの『遺体 震災、津波の果てに』で
 これを発行した新潮社との間で
 色々なやりとりが行われていたようです。
 最近著者の北条裕子さんも参考文献記載のもれを認めていますが
 新潮社が出しているコメントの
 以下の内容が適切だと感じています。

    参考文献として作品巻末などに記したとしても、
    それを参考にした結果の表現は、
    元のノンフィクション作品に類似した類のものではなく、
    それぞれの作家の独自の表現でなされるのがあるべき姿ではないでしょうか。  


 いずれにしても
 この問題を選考委員の方は避けて通れないでしょう。
 選評でどのような記述となるか
 そちらもまた気になるところです。

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