美術展の開催告知の広告も
 最近はすっかり様変わりして
 思わず惹きつけられる
 キャッチコピーが多い。

    絵画史上、最強の美少女。

 なんて、どうだ。
 しかも「美少女」には「センター」なんて振り仮名表示まであったりして。
 これに対になっているのが、

    セザンヌ、奇跡の少年。

 これも「少年」に「ギャルソン」とある。

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 これが
 今東京・六本木の
 国立新美術館で開催されている
 「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」の
 ポスターなのですから
 粋なもの。

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 この展覧会は
 スイスのコレクター、ビュールレの所蔵品を展示していて
 その作品の数々に
 圧倒されます。
 しかも、彼のコレクションは27年ぶりの公開というのですから
 これは逃せられません。

 ところで、ポスターにもなっている
 美少女ですが
 絵画史上もっとも有名な少女像とも称される
 ルノワールの「イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(かわいいイレーヌ)」です。
 一方の少年は
 セザンヌの「赤いチョッキの少年」。
 ルノワールの透明感のある少女も素敵ですが
 どうも私は
 セザンヌの方が好きかも。

 この展覧会の目玉は
 なんといっても
 日本初公開の
 クロード・モネの「睡蓮の池、緑の反映」。
 展示会場の最後に
 ドーンと登場します。
 なにしろ、この絵は
 高さ2メートル、横4メートルもあるのですから。
 そして、なんと
 この絵は写真撮影がOKなんですぞ。

  20180302_113149_convert_20180303112531.jpg

 モネといえば
 原田マハさんの「ジヴェルニーの食卓」でおなじみの
 「ジヴェルニーのモネの庭」も展示されています。

 私が行ったのは
 平日の金曜日。
 おかげですごく混みあっていたということもなく
 ゆっくり名画を
 堪能できました。
 この展覧会、5月7日まで開催されています。
 できるだけ
 空いている日の鑑賞を
 おすすめします。

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 ほかのところはどうか知らないのですが
 私が暮らしている
 埼玉県
 図書館活動に割と熱心な街では
 ないかしら。

 毎年恒例の
 「図書館と県民のつどい」も
 今年で11回ということで
 12月17日の日曜日
 埼玉県桶川市にあるさいたま文学館まで
 出かけてきました。

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 今回の記念講演は
 作家の柚木麻子さん。
 柚木麻子さんは
 『ランチのアッコちゃん』や『本屋さんのダイアナ』、
 山本周五郎賞を受賞した
 『ナイルパーチの女子会』など
 最近人気の高い作家です。

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 ところが
 私はまだ一冊も読んだことがないんです。
 読んだこともない作家の
 講演を聞くのはいかがなものかと
 私も思わないでもなかったのですが
 だって
 ほとんど情報もない人ですよ
 まるで初対面(あたりまえですが)の人の話を
 聞こうと思うのは
 作家を生業にしている人が
 どんなことを思っているのか
 興味があるからなんですね。

 ただ最近人気の高い作家ではあっても
 やはりまだまだ浸透していないのか
 会場は満席にはなっていなかったようで
 ここ何年か
 この講演会に参加していますが
 今回は少なかったように感じました。
 もしかして
 出版不況、読書離れは
 こんなところにも影響しているのかもしれないと
 ちょっと心配に
 なってしまいました。

 演題は「図書館とわたし」。
 話の端々から
 柚木麻子さんが本好きなのが伝わってきました。
 しかも
 少女時代は図書館に頻繁に通っていたそうで
 高校時代は
 学校図書館や公共図書館など
 6館利用のヘビーユーザーだったようです。

 そんな柚木麻子さんですが
 今は本だけでなく
 ドラマやディズニーランドも大好きだそうで
 どんなカルチャーにも意味があると
 話していました。

 最近読んだ本や
 昔はまった本など
 話は行ったり来たりでしたが
 そのとりとめのなさが
 柚木麻子さんのポジティブな点なのかもしれないと
 楽しめました。
 
 会場には
 学校図書館の関係者や図書館に関わる人たちが
 柚木麻子さんの本を
 きれいにディスプレイしたり
 本の修理方法などを教えてくれるコーナーもあったり

  CIMG2337_convert_20171217161404.jpg

 みんなもっともっと
 本になじむようになれば
 いいのになぁと思いつつ
 帰路につきました。

 柚木麻子さん、
 今度著作読みますね、
 ちゃんと。

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 東京駅に隣接する
 サピアタワーには
 いくつかの大学がサテライト校舎として
 入居しています。
 それらの学校の講義と
 基調講演で構成される
 「東京オトナ大学」(いいネーミングですよね)の
 第7回めが
 先日の日曜(12月3日)に
 開催されたので
 行ってきました。

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 今年で2回目の参加となります。

 今回の基調講演は
 日本ホテル株式会社・ホテルメトロポリタン エドモント 取締役 統括名誉総料理長(長―い)の
 中村勝宏さん。
 演題は「食のおもてなし - 洞爺湖サミットの場合」。
 日本で開催されたサミットといえば
 昨年の5月に開催された
 伊勢志摩サミットが記憶に新しいですが
 中村勝宏さんが総料理長として
 腕を振るったのは
 2008年7月に開催された
 洞爺湖サミット
 当時の日本の総理大臣は福田康夫さん。
 もう10年近く前なんですね。

 最近では
 NHKの「ブラタモリ」で洞爺湖を放送していましたが
 とっても風光明媚なところ。
 その山頂にあるウィンザーホテルで開催されました。
 何しろサミット。
 主要国首脳会議ですから
 アメリカとかロシアとかイギリスとか
 すごい人がたくさん来るわけです。
 その料理を一手に仕切る訳ですから
 中村勝宏総料理長の話が
 面白くないわけありません。

 その場にいた人だから見聞きした
 面白いエピソードもありますが
 料理は食材ありき
 何度も繰り返し話されていましたから
 中村勝宏総料理長の強い信念なんでしょうね。
 それに
 こういう大きな仕事は一人ではできない。
 全ての人の協力があればこそと
 話されていました。
 料理人の絆の強さを感じました。

 1時間の講演ですから
 あっという間に過ぎて
 最後に中村勝宏総料理長は
 フードロスの問題について
 もったいないという思いを
 多くの人が持つことが大切と話されていたのが
 印象に残りました。
 いい講演、
 いい「東京オトナ大学」でした。

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 埼玉県さいたま市
 およそ129万の人口を抱える
 政令都市です。
 その中核を担うJR浦和駅の真ん前に
 さいたま市立中央図書館があります。
 開館して
 明日11月29日でちょうど10年。

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 さいたま市にある25の図書館の核図書館として
 様々な事業に取り組んでいます。

 そんな中央図書館の
 開館10周年記念イベントのひとつとして
 先日の日曜日(11月26日)
 「映像で振り返る石井桃子さんの生涯」が
 開催されました。

 石井桃子さん(1907~2008)は
 現在のさいたま市浦和区に生まれた
 児童文学者です。
 『クマのプーさん』や『ちいさなうさこちゃん』の翻訳だけでなく
 『ノンちゃん雲に乗る』といった創作、
 あるいは児童文学に関する評論など
 児童文学に大きな功績を残しました。
 そんな石井桃子さんが
 浦和についてこんな文章を残している。

    東京に住んでいる人間が、
    うまれ故郷などといってうわさをするには、
    たしかに浦和は近すぎる。
    けれども(中略)私にとっては、日本じゅうでかけがえのない場所なのだ。


 今回のイベントは
 石井桃子さんの半生を
 ドキュメンタリー映画にした
 「ノンちゃん牧場」と「子どもと文学」の
 上映会と
 監督の森英男さんの
 解説という
 ぜいたくな催しでした。
 「ノンちゃん牧場」
 戦後まもない時期に石井桃子さんが
 宮城県栗原市鶯沢の山奥で
 自ら開墾し
 畑をつくったり乳牛を飼った足跡を
 たどります。
 「子どもと文学」は
 そのあとアメリカ留学の後
 児童文学に真剣に向き合う姿が
 描かれています。

 森英男さんも話されていましたが
 今は石井桃子といっても
 知らない若い人も多いようで
 石井桃子さんが翻訳したり創作したりした作品を
 読んで育った人たちも
 それを書いた人がどんな人なのか
 知らないというのは残念です。

 当日会場には60人あまりの人たちがいました。
 さすが浦和の人たちですから
 石井桃子さんの功績はよくご存じのようで
 イベントのあと
 会場の外で展示されていた
 関連資料を熱心にご覧になっていました。

 さいたま市立中央図書館
 10年という節目を迎え、
 これからも市民の目線を忘れることなく
 にぎわってくれることを
 願っています。

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 今日は立冬
 暦の上では今日から冬で
 俳句も今日からは冬の季語なので
 あわてて
 素敵な秋の季語をひとつ。
 紅葉且つ散る
 歳時記によると
 木々の紅葉には遅速があって
 色づきかけたものがある一方で
 散り出すものもあるという意味だとか。

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    廃船や紅葉かつ散る湖の縁      夏の雨

 11月4日
 横浜の港の見える丘公園にある
 神奈川近代文学館で開催されている
 山本周五郎展に行ってきました。

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 今年山本周五郎
 没後50年ということで
 この大規模な展覧会の開催が
 実現したそうです。

 山本周五郎の作品に触れたのは
 今年の初め。
 『日本婦道記』に感動してから。
 山本周五郎
 「小説にはよき小説とよくない小説があるだけ」と言ったそうですが
 今回の展覧会を見て
 まだまだ山本周五郎の「よき小説」を
 読んでいないことに
 深く反省しました。

 これから
 まだまだ山本周五郎の作品を読もうと
 出口で展覧会の図録も
 購入。

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 この展覧会は
 11月26日まで開催されています。
 ぜひこの機会に
 山本周五郎の世界を堪能してみては
 いかがでしょう。

 そのあと、
 三渓園に足を伸ばして
 秋を満喫してきました。

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 冒頭の写真は
 三渓園の風景。
 横浜から少し足をのばせば
 なんとも素敵な
 秋にめぐりあえました。

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