プレゼント 書評こぼれ話

  お正月に「錦玉子」を頂いて
  生まれて初めて食べました。
  「錦玉子」というのは
  紀文のHPによると

   黄身と白身の2色が美しい錦玉子は、
   その2色が金と銀にたとえられ、正月料理として喜ばれます。
   2色を錦と語呂合わせしているとも言われます。

  となっています。
  おめでたい食べ物なんですね。
  でも、とっても甘くって
  私なら目玉焼きの方がいいかな。
  というわけで
  今日は東海林さだおさんの『目玉焼きの丸かじり』。
  文春文庫の新刊です。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  文庫解説の書評 - この手があったか                   

 東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズ第37弾が文庫本になった。
 文庫本の楽しみはなんといっても和田誠さんによる表紙装幀。今回も目玉焼きがうんといい。
 そして、文庫本にしかつかない解説。これが文庫本の毎回の楽しみ。
 だから、週刊誌で読むのもいいし単行本で笑うのもいいけど、文庫本には解説が付いてますよと、声を大にして言いたい。
 文春文庫の担当の方は、もっと声を大にして言わないといけない。

 今回の解説を書いたのは、姜尚美(かんさんび)さん。
 うむ。?。
 姜尚中ならわかるけど。
 何をおっしゃる、姜尚美さんは知っている人は知っている食の通。
 ご本人も解説の中で書いているが、姜さんが書いた『あんこの本』が文春の文庫担当の目にとまったのかもしれない。
 さらには、調べると『京都の中華』という本まで出している。
 お、お、食通というより食文化の先生。
 いやいや、何より食べることが大好きなライター(解説文の肩書には「ライター」とあります)なようです。

 『あんこの本』を書いただけあって、東海林さんの膨大な「丸かじり」シリーズから「あんこ」ネタを探してみる探究心も旺盛。
 つまり、壮大なアン(コ)ソロジーをつくってしまうのです。
 ところで、アンソロジーって日本語で書くと「詞華集」となるが、いってみれば一つのテーマで選んだ選集のこと。
 そこで姜さんは「丸かじりの〇〇だけ食い」を提案している。
 自分だけの「丸かじり」ができちゃうなんて。
 やってみたいものだ。
  
(2018/01/10 投稿)

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  今日は冬至
  一年で一番昼が短い日です。

     行く水のゆくにまかせて冬至かな     鳳 朗

  つまり、
  今日を境にして
  明日から陽がまた伸び出すということ。
  よかった、
  よかった。
  冬至にはかぼちゃと食べたりしますが
  そんな食の風習は
  大事にしたいもの。
  そこで
  今日は東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズの最新版、
  『焼き鳥の丸かじり』を
  紹介します。
  でも、
  焼き鳥を丸かじりしたら
  串が刺さりそう。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  入院しても、あれも食いたいこれも食いたい                   

 東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズも、この本で、40冊となりました。
 慶賀の至りです。
 ん? どうして40冊だと慶賀なんだ?
 39冊ではダメなのか? 38冊だってあったし、41冊なんかは恥ずかしがって出れないかもしれない。
 それに、この本では東海林さんは入院してたんですよ。しかも肝細胞がん。
 それを私は軽はずみにも慶賀なんて言ってしまった。
 東海林さん、怒っているんじゃないか。
 だったら、やっぱり41冊めは出さないなんて言い出すのではないか。

 でも、入院したけど、無事退院したんですよね。
 これはやっぱり慶賀じゃないか。
 しかも、入院したおかげ(ここで「おかげ」なんて使っていいのだろうかと、また悩むのですが)最新の病院食についても発言できたわけで、「あれも食いたいこれも食いたい」の連載主旨にはのっとっています。

 何はともあれ、私は東海林さんの「丸かじり」シリーズを永遠に読みたい読者であって、やはりこれは慶賀と言わせてもらいましょう。
 しかも、この本のお題が、お題なんて言っちゃっていいのだろうか、「焼き鳥の丸かじり」で、最近の焼き鳥串はずし問題を論じるご意見など、今この日本にどれだけいるでしょう。
串はずし問題って、焼き鳥を串から外してバラバラにしてしまう、焼き鳥界だけでなくプレミアムフライデーの継続そのものも揺るが した(?)大問題。
 それを東海林さんはものの見事に解決してしまう。
 どのように解決したかは、本書をお読み頂けると、慶賀に耐えません。
  
(2017/12/22 投稿)

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  お待たせしました。
  東海林さだおさんの人気シリーズ「丸かじり」の最新刊
  『シウマイの丸かじり』です。
  そして、
  もうひとつお待たせしました。
  今日1月12日から
  新宿京王デパート
  新春恒例の「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会」が
  開催されます。
  今回もおいしそうな牛肉弁当が登場します。
  それに
  もしかしたら会場で
  東海林さだお さんにお会いできるかも。
  牛肉弁当の列に臆して
  シウマイ弁当を手にしている人がいたら
  東海林さだおさんかも。
  まさか。

  じゃあ、食べよう。

  

sai.wingpen  シウマイは旧仮名づかい?                   

 かつて丸谷才一というえらーい作家先生がおられました。
 丸谷先生は平成の世になっても一途に旧仮名遣いをお使いになられて、旧仮名遣いというのは「どうでしょう」というところを「どうでせう」なんて書く、あれです。
 これであっているかしら。
 突然そんなことを思い出したのは、東海林さだおさんの人気シリーズで最新巻となる39巻めが「シウマイの丸かじり」だからだ。
 焼売は「シュウマイ」ではないのか。
 「シウマイ」といえば、もちろん有名な崎陽軒の「シウマイ弁当」でありますが、豚まんで有名な大阪551蓬莱の「焼売」は漢字表記でうまくこの仮名遣い問題から回避しています。
 「シューマイ」という表記もあるでしょう。
 それをこともあろうに「シウマイ」と記すのはあまりにも崎陽軒に染まりすぎてはいないか。
 いやもしかして、東海林さだおさんは丸谷大人に尊敬の念強く、旧仮名遣いで書かれたとも考えられる。
 そんなことを書きたくなるくらい、今回も面白くてためになる(?)食べ物エッセイでした。

 大急ぎでまじめな話を書いておくと、今回の初出は2014年10月から2015年7月に「週刊朝日」に連載されたもの。
 ここまで長期間の連載ですから、食べ物の話は書き尽くしたのではないかとお思いの読者もおられるでしょうが、なんのなんの、食べ物の話は森羅万象。
 五右衛門ではないですが、浜の真砂は尽きるとも世に食べ物の種は尽きまじ、です。
 なんの、なんの。
  
(2017/01/12 投稿)

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  今日は久しぶりの
  東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズ
  文庫化36弾めの
  『サンマの丸かじり』。
  もちろん、
  装丁は和田誠さん。
  でも、この装画に使われている
  缶詰をもってあたふたしてるのは
  作品でいえば
  「「困るを楽しむ」ゼリー」の巻に出てきた漫画。
  それをまるで
  サンマ缶みたいに見せた
  これは和田誠マジックか。
  今回の解説は
  椎名誠さんが書いています。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  文庫解説の書評 - ショージさんとシーナさん                   

 東海林さだおさんの大人気シリーズの36弾の文庫本。
 初出誌の「週刊朝日」に連載されていたのが2012年から13年にかけて、単行本になったのが2013年秋。
 おお、それからなんとも長い時間が経ちました。
 「小倉トースト」はすっかり当たり前、回転寿司でラーメンが出てきても誰も驚かなくなりました。
 文庫になるまでに食文化も変わってしまうのです。

 今回の文庫解説は大御所シーナさん。
 シーナさんって馴れ馴れしく呼んではいけません。何しろ大御所。椎名誠さん。
 シーナさんとショージさんってカタカナにすると雰囲気が似ていることに今気がつきましたが、このお二人、大御所になってもいつまでもアマチュア的な感じが残っているところもよく似ています。
 だから、ついシーナさん。
 だから、思わずショージさん。

 今回の解説ではシーナさんが初めてショージさんと対談したビアホールでの情景から書かれているのですが、その場のなにげな いやりとりを読んでいると、これぞシーナさん、これぞショージさんっていうあたり、さすがにシーナさんは文章が的確。
 あくどくない。
 そこから、解説のタイトルである「学問の丸かじり」までもっていくのだから、ショージさんもうまいけど、シーナさんもさすが。

 シーナさんはショージさんの「丸かじり」シリーズを「哲学の範疇」といったり「自然科学」の分野といったり「動物行動学」でもあるともみている。
 いやいや、「民俗学」だ、「世相史」だと、言うわいうわ。
 だとしたら、ショージさんは現代の福沢諭吉かもしれない。
 そして、いつの日かお札の顔になるかもしれない。
 なんて、読者に思わせるのだから、シーナさんの文章も相当うまい。
  
(2016/12/28 投稿)

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  うれしいな、うれしいな。
  やっと文春文庫
  東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズの新刊が
  でました。
  『レバ刺しの丸かじり』。
  しかも、解説は平松洋子さんではありませんか。
  うれしいな、うれしいな×2。
  もちろん和田誠さんの装丁もいいし
  今回もいうことありません。
  長い歳月を
  待った甲斐がありました。
  「丸かじり」シリーズは何故いいか。
  なんといってもに面白いではありませんか。
  食を楽しまないでどうしましょう。
  その哲学は
  弟子筋の平松洋子さんにも
  きちんと引き継がれているのが
  頼もしい。
  お家安泰ですぞ、殿。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  文庫解説の書評 - いい弟子を持つと幸せ                   

 東海林さだおさんの大人気シリーズの35弾の文庫本がやっと出ました。
 前作『アンパンの丸かじり』から待つこと1年余り。もうお腹が空きました。
 でも待った甲斐がありました。この巻の解説は弟子筋の人気エッセイスト平松洋子さんです。ピーヒャラピーヒャラ、ドンドンドン。

 この巻の初出は2011年10月から2012年7月、単行本化は2012年12月。
 つまりはほぼ2012年の連載ですが、この年に何があったかというとなんといってもスカイツリーが5月にオープンしたこと。
 東海林さだおさんは開業4日めにご搭乗(というのかな)。その時のルポはズバリ「行ってきましたスカイツリー」。(ひねりが足りない?)
 そして、もうひとつ、6月30日に施行された「レバ刺し禁止令」。この時のタイトルが「レバ刺しはこのまま消えていいのかッ」。
 最後の「ッ」に東海林さだおイズムを感じます。
 もちろん、この記事からこの巻は「レバ刺しの丸かじり」という書名になっています。

 そこで、弟子筋の平松洋子さんは何を「解説」に書いたか。
 東海林さだおさんは知っている人も多いですが、2015年末に長期の入院生活を敢行(というのかな)。その入院事情を克明に? 書いてくれているのであります。
 さらに無事退院されたあとの退院祝いの模様も、さすが弟子筋だけあって見事に潜入し? その一部始終を報告してくれたのであります。

 作品の解説でありながら、病気お見舞い、恢復お祝いまでやってしまうのですから、さすが弟子筋、東海林さだおさんばりの貪欲さであります。
  
(2016/06/30 投稿)

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