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プレゼント 書評こぼれ話

  三が日も終わって
  今日あたりが帰省からのUターンラッシュでしょうか。

    ふるさとの土産をもらふ四日かな      仁平 勝

  いっぱい故郷のおいしいものを
  食べてきた人も多いでしょうね。
  食べ物は故郷や小さい頃のものが
  やはり一番口に合うかもしれません。
  今日は東海林さだおさんの
  「丸かじり」シリーズの最新巻
  『サクランボの丸かじり』を紹介します。
  サクランボといえば
  山形の佐藤錦が有名ですが
  以前アメリカンチェリーがスーパーの店頭なんかで
  よく見かけたものです。
  最近あまり見かけないですが
  やはり国産のサクランボの方が
  おいしいからかな。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  わたし、トコロ天黒蜜派です。                   

 東海林さだおさんの人気シリーズ「丸かじり」も、本作で42作めとなる。
 「週刊朝日」に2017年4月から12月まで連載されていたものをまとめたもので、もちろん連載時は「あれも食いたいこれも食いたい」というタイトルである。
 それが一冊の単行本になる際に「○○の丸かじり」と名前が変わる。
 今回でいえば、「わたしサクランボのファンです」という回があり、そこから付けられている。

 ところでシリーズも42冊ともなれば、まるで山田洋次監督の「男はつらいよ」シリーズみたいなもので、マンネリとか揶揄されることもあると推測される。
 「男はつらいよ」の場合、シリーズ後半には寅さんの甥っ子満男君が準主役で作品を牽引していたが、「丸かじり」シリーズは相も変わらない王道を突き進んでいる。
 それでいて、今でも「ギョッ」となることがある。
 今回の場合、「トコロ天か葛切りか」という回がそうで、そのおしまいのほうで東海林さんはこんなことを書いている。
 「ぼくはこのトシになるまで酢醤油以外のものを食べたことは一度もない。」
 何を? トコロ天です。
 「地方によって黒蜜をかけて食べる、ということを聞いたときはギョッとなった」と続く。
 実はこの東海林さん告白とまったく逆の「ギョッ」体験をした。
 つまり、私が育ったのはトコロ天に黒蜜地域で、「地方によって酢醤油をかけて食べる、ということを聞いたときはギョッとなった」。
 東京に出てきて食べた酢醤油のトコロ天もありだと思ったが、やっぱりトコロ天は黒蜜だといまだに頑なに信じている。

 マンネリもまた楽し。
  
(2020/01/04 投稿)

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  いよいよ平成も残りわずか。
  今日紹介するのは
  東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズ
  文春文庫版の
  『シウマイの丸かじり』ですが、
  このシリーズが始まったのが
  1987年ですから
  昭和で生まれ
  平成で育ち
  令和まで続く
  三世代続く人気シリーズです。
  案外昭和の期間が短いですが
  やはり昭和の匂いが強い
  作品のように思うのは
  東海林さだおさんが昭和の漫画家だからでしょうか。
  いえいえ、
  平成でもその人気は衰えず
  平成の漫画家、
  いえいえ
  令和の漫画家を目指しましょう。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  文庫解説文の書評 - コミックエッセイにはコミックエッセイがよく似合う                   

 東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズの、文庫版も39冊目。
 文庫化になると楽しみなのが、巻末の「解説」。
 文庫本解説なので、文庫本にしか入っていないから、オマケのはいったグリコのキャラメルみたい。
 今回はたかぎなおこさんが執筆。
 でも、たかぎなおこさんって誰?

 「コミックエッセイ」を書いているイラストレーターさん。
 デビューして16年といいますから、ご本人は謙遜してご自身のお話なんかも書かれていますが、弱肉強食、兵どもの夢のあと、のコミック界で16年も生存? してきたのですから、多くのファンがいることは間違いない。
 きっとファンの皆さんは、「すごい、東海林さんの丸かじりの文庫解説なんか書いちゃったりして」とか「東海林さんのサインもらった?」とかヒートアップしていることだろう。
 しかも、今回の解説ではたかぎさんの「描き下しイラスト」が2点もついているのです。
 たかぎなおこファン必読の解説なのであります。

 でも、「コミックエッセイ」って新しそうなジャンルみたいに思えるけど、東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズこそ、「コミックエッセイ」の原点のような作品ではないだろうか。
 調べてみると、東海林さんは漫画賞をいくつか受賞してもいますが、なんと講談社エッセイ賞を1995年に受賞していて、コミック(漫画)でも賞、エッセイでも賞、とまるでかつてのヤワラちゃんのようなフレーズになっています。

 そんな「コミックエッセイ」の文庫化ですから、たかぎなおこさんの解説がよく似合います。
  
(2019/04/25 投稿)

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  先日毎年恒例
  清水寺の今年の漢字が発表になりました。
  「」。
  災害の「災」。災難の「災」。
  今年は地震に水害、台風と
  これは誰がみたって「災」でしょ、というくらい
  災いの年でした。
  屋根瓦が飛んで
  今だにブルーシートのまま
  年を越さないといけないお家もいっぱいあります。
  来年こそは
  いい年になってもらいたい。
  昔から
  災い転じて福となす、って
  いいますものね。
  今日は
  東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズの最新刊
  『バナナの丸かじり』を
  紹介します。
  せめて、お笑いおさめを。

  じゃあ、読もう。  

  

sai.wingpen  年がら年中、丸かじりを                   

 イギリスに「クリスマスにクリスティーを」というしゃれた言葉があるそうだ。
 さすが大英帝国。ツイッギーが生まれた国だけのことはある(古っ!)。
 では、わが国ではどうだ。そんなしゃれた言葉があるか。
 国民的食べ物エッセイ、東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズでうまいキャッチフレーズができないか、と考えてみました。
 ありました。できました。
 「年末年始に丸かじりを」。
 年末年始といえば、日本国中で、食べます、飲みます状態になりますよね。
 松があけて体重計にのれば、ほとんどの人が2、3㎏太っていること間違いなし。

 でも、ですよ、東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズは週刊誌の連載ものですから、年末年始の食べ物だけではないんですよね。
 トコロ天を年末年始に食べますか。
 アイス最中を年末年始に食べますか。

 もっとバッチリ合うのがありました。
 「節分に丸かじりを」。
 そう、節分といえば豆まき、いやここでは恵方巻。あれこそ「丸かじり」そのもの。
 いや、待てよ。
 シリーズ41巻めとなるこの本に「問題あるぞ恵方巻」という回があって、そこで東海林先生は断固「恵方巻反対」を唱えている。
 それなのに、ここで「節分に丸かじりを」はまずいんじゃないかな。

 さらに「丸かじり」シリーズを特定の日にくっつけてしまうのもいかがなものか。
 「雑煮はスープか?」の回で、千歳飴を花見をしながらなめてもいいんじゃないと、東海林先生がおっしゃっているではないか。
 だとしたら、「年がら年中、丸かじりを」しかない。
  
(2018/12/26 投稿)

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  東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズ
  単行本であれ
  文庫本であれ
  本屋さんの店頭に並ぶと
  ホッとします。
  旬のサンマが魚屋さんに並んだ時と同じ気分。
  今回は文春文庫版で
  『メンチカツの丸かじり』。
  単行本が2015年11月ですから
  3年ぶりに
  戻ってこられました。
  よく戻られました、
  私はうれしいよ。
  今回の解説は小宮山雄飛さんが担当。
  文庫はこれがあるから
  得した気分になります。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  文庫解説文の書評 - 今回はカレー研究家?                   

 知らないというのは恐ろしいものだ。
 何の話かというと、東海林さだおさんのおなじみ「丸かじり」シリーズの第38弾が文春文庫にはいったのだが、その解説を書いているのが小宮山雄飛さん。
 誰だ? 星飛雄馬だったら知ってるが。
 肩書は「ミュージシャン」になっている。古賀政男ならわかるのだが。
 しかも、その解説を読むと、東海林さだおさんの『サンマの丸かじり』に出てくる「カレー稲荷」の考案者みたいでもある。
 ということは、カレー研究家?

 こういう時、インターネットはとても便利で、「小宮山雄飛」で検索をかけると、当然情報が出てくる。
 しかも、顔写真も。
 ウン? この顔、どこかで見たことがある。
 情報を深堀りしていくと、小宮山さんは確かにミュージシャンで、しかもカレー研究家でもあって、さらにNHKEテレの「趣味の園芸 やさいの時間」で時々「旬のカレー」というコーナーで野菜を使ったカレーを料理していた人だと判明。
 そうか、あの番組でお会いしていました。

 だったら早くいってよ。
 そんな経歴なら、東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズの文庫解説にぴったりじゃない。むしろ、もっとカレーネタで押し切ってもよかったのに、それをしないところが(少ししていますが)いい人っぽくて、そのあたりも東海林さんの文庫解説者に適任。
 毎回思うことは、この文庫の編集者の人って、解説者を探すだけでも大変なんじゃないかな。
 もちろん、読者はその分、楽しくて仕方がありませんが。
  
(2018/10/19 投稿)

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  お正月に「錦玉子」を頂いて
  生まれて初めて食べました。
  「錦玉子」というのは
  紀文のHPによると

   黄身と白身の2色が美しい錦玉子は、
   その2色が金と銀にたとえられ、正月料理として喜ばれます。
   2色を錦と語呂合わせしているとも言われます。

  となっています。
  おめでたい食べ物なんですね。
  でも、とっても甘くって
  私なら目玉焼きの方がいいかな。
  というわけで
  今日は東海林さだおさんの『目玉焼きの丸かじり』。
  文春文庫の新刊です。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  文庫解説の書評 - この手があったか                   

 東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズ第37弾が文庫本になった。
 文庫本の楽しみはなんといっても和田誠さんによる表紙装幀。今回も目玉焼きがうんといい。
 そして、文庫本にしかつかない解説。これが文庫本の毎回の楽しみ。
 だから、週刊誌で読むのもいいし単行本で笑うのもいいけど、文庫本には解説が付いてますよと、声を大にして言いたい。
 文春文庫の担当の方は、もっと声を大にして言わないといけない。

 今回の解説を書いたのは、姜尚美(かんさんび)さん。
 うむ。?。
 姜尚中ならわかるけど。
 何をおっしゃる、姜尚美さんは知っている人は知っている食の通。
 ご本人も解説の中で書いているが、姜さんが書いた『あんこの本』が文春の文庫担当の目にとまったのかもしれない。
 さらには、調べると『京都の中華』という本まで出している。
 お、お、食通というより食文化の先生。
 いやいや、何より食べることが大好きなライター(解説文の肩書には「ライター」とあります)なようです。

 『あんこの本』を書いただけあって、東海林さんの膨大な「丸かじり」シリーズから「あんこ」ネタを探してみる探究心も旺盛。
 つまり、壮大なアン(コ)ソロジーをつくってしまうのです。
 ところで、アンソロジーって日本語で書くと「詞華集」となるが、いってみれば一つのテーマで選んだ選集のこと。
 そこで姜さんは「丸かじりの〇〇だけ食い」を提案している。
 自分だけの「丸かじり」ができちゃうなんて。
 やってみたいものだ。
  
(2018/01/10 投稿)

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