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プレゼント 書評こぼれ話

  この本は、先に読んだ豊崎由美さんの『正直書評。』で、
  絶賛されていたものです。
  あの豊崎さんが、「鬼の目にも涙。落涙二段構えのする
  不思議な読後感をお試しあれ
」と書いたくらいですから、
  少しは覚悟をきめて、読んだ物語です。
  ただ、残念ながら? 私は泣けませんでした。
  もしかして、あの豊崎さんよりも鬼かもしれないと、
  そちらの方が泣けてしまいます。
  それはともかくとして、実はこの本、
  今年初めて読む文学、小説なんですよね。
  たくさん読んでいるようですが、
  案外小説が少ないかもしれませんね。
  それで感性が鈍っているのかなぁ、と
  少し反省しています。
  
リンさんの小さな子リンさんの小さな子
(2005/09)
フィリップ クローデル

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sai.wingpen  穏やかな朝                  矢印 bk1書評ページへ

  「戦後」という言葉は曖昧だ。
 私たち多くの日本人にとってのそれは「第二次世界大戦」だろうし(そうではない若い人たちも増えてはいるが)、アメリカやフランスの人たちにとっては「ベトナム戦争」かもしれない。あるいは「イラン戦争」だと言う人もいるだろう。
 この世界に「戦争」が絶えない限り、「戦後」という言葉は人それぞれの悲しみをもったまま、語り継がれていくしかない。
more open !?