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プレゼント 書評こぼれ話

  今回も蔵出しです。
  春が近づいているのに、こういう秋の光景の表紙の本を紹介するのは
  おかしいんだけれど、
  読んだ時の救われるような感じが、
  私のどこかにあります。
  

デッドエンドの思い出デッドエンドの思い出
(2003/07/26)
よしもと ばなな

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sai.wingpen  秋が深まる頃にもう一度読んでみたい               矢印 bk1書評ページへ

 いちょうの黄色い葉にすっかりうまった公園のような場所を、まだ幼い二人の子供が駆けていく。たぶんきゃっきゃっ云っているのだろうが、周りの景色の荘厳さが音を消し、静かだ。どこかで見たような、誰にとっても懐かしいような光景。人はそんな場面をどんな時に目にしてきたのだろうか。
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