03/27/2009 少年マガジン・トリビア134:書評

初めて漫画週刊誌に出会ったのは、
近所の友達の家でした。
表紙はとれていて、なかったように思います。
石森章太郎さんの『怪傑ハリマオ』があったので、
その表紙のとれた雑誌は『少年マガジン』だったのでしょう。
しかも、その記憶が昭和35年頃のものだと
『怪傑ハリマオ』の連載期間からわかります。
私が5歳の頃です。
でも、少年漫画週刊誌だけでなく、『少女マーガレット』とか
『少女フレンド』だって読んでいました。
楳図かずおさんの恐怖漫画は、これらの少女漫画週刊誌で
初めて出会いました。
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トリビア。「瑣末な」とか「雑学」とかいう意味だが、そういうどうでもいいことが明日の糧になることもある。「友がみな/われよりえらく/見ゆる日よ/花を買ひ来て/妻としたしむ」と詠んだのは石川啄木だが、啄木も少しトリビアをもっていたら、友よりえらく思えたかもしれない。
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