05/28/2009 手塚先生、締め切り過ぎてます!:書評

今日は昨日につづき、漫画関連の本の書評です。
しかも、手塚治虫さんが主人公。
福元一義さんの『手塚先生、締め切り過ぎてます!』。
いろんな漫画関連の本を読むと、
手塚治虫さんの原稿をもらうのに、たくさんの編集者が
困ったようですね。
そもそも手塚さんは作品の量がはんぱではないですからね。
描く作業には時間的制約がありますが、
それ以上にどんどん描きたいことが出てくるのでしょうね。
やっぱり「神様」です。
今NHKBSで毎週金曜夜10:00から『週刊手塚治虫』という番組が
放映されています。
毎週昔のアニメなどが楽しめて、欠かさず楽しんでいます。
本当に興味のつきない「神様」です。

・「手塚治虫展」に行ってきました
![]() | 手塚先生、締め切り過ぎてます! (集英社新書 490H) (2009/04/17) 福元 一義 商品詳細を見る |


手塚治虫さんは、誰もが認める、「漫画の神様」です。
「神様」ですから一体どのような暮らしぶりであったのか、どのように創作をされていたのか、気になるのも仕方のないことで、おかげで数多くの「手塚伝説」が生まれていますし、こうして死後二十年経っても、まだそのお姿を描いた新刊が出てきます。
本書は、手塚治虫公式ファンクラブの会報誌に連載されていた「アシスタントの日記帳」を加筆修正したものですが、連載時のタイトルが示す通り、著者の福元一義さんは長い期間、手塚さんの創作のサポートをされていました。
つまり、本書は「神様」の側近による、「神様」手塚治虫さんの軌跡です。
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