08/01/2009 明日から「仕事ができる」と言われる新・目標達成法:書評

今日紹介した本は、小宮一慶さんが2008年春に出版した、
『明日から「仕事ができる」と言われる新・目標達成法』。
今やベストセラー作家に名をつらねる小宮一慶さんですが、
ちょうどこの頃は離陸してどんどんスピードをあげる時期でしょうか。
ただ、この本にはほとんど今の小宮一慶さんが網羅されていて、
案外小宮一慶初心者には適しているかもしれません。
あるいは、最新の本と比べると、
小宮一慶さんの考え方の進化の過程がわかるかも。
少し前に小宮一慶さんの講演を聞きに入ったことは、
このブログでも書きましたが(

その際にも小宮一慶さんは「月次目標作成」の重要性について
話していました。
月次だと反省がしやすい、ということでした。
小宮一慶さんの話を聞いて思ったのですが、
各人が作る「月次目標」を第三者と共有してはどうでしょう。
例えば、みなさんがまだ親のお金で生活をしているとしたら、
親はみなさんにとって融資する金融機関。
目標が達成されないと融資を断れるとしたら、
みなさんの「目標」もより実現へ向けて実行されるのではないでしょうか。
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「自己啓発本」というのは、もちろんスキルアップのための著者の独自性やその背景となる価値観が第一なのであるが、その本の編集の仕方であるとか小さな工夫も見逃せない要素をもっている。「人生で大切なことは、なれる最高の自分になること」だという、経営コンサルタント小宮一慶氏の、「自己啓発本」である本書は、その点でもうまい編集方法がとられている。
目次を一覧すれば小宮氏のノウハウがほとんど取得できるのではないかと思えるほどの細かい章立て、あるいは各章扉に表記された重要項目の列記など、心配りがなかなか細やかである。
ただ、それで全てが理解できるかといえば、それはない。
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