08/13/2009 なまけもののあなたがうまくいく57の法則:書評

今回紹介するのは、
本田直之さんの『なまけもののあなたがうまくいく57の法則』です。
これは前作『面倒くさがりやのあなたがうまくいく55の法則』に続くものです。

「面倒くさがりで「なまけもの」とくれば、
なんだか最悪なイメージですが、
そういわれたら否定できないのがつらいですよね。
だから書名としては、うまいタイトルをつけたものだと
感心します。
そういえば、本田直之さんを一躍有名にした「レバレッジ」シリーズも、
タイトルとしてはうまいですよね。
この『なまけもののあなたがうまくいく57の法則』の前段で、
「組織におけるなまけものと働き者」というフレームが出ているのですが、
そのなかで、経営者は「無能ななまけもの」に位置づけられています。
「無能」かどうかはともかくとして、
「なまけもの」であることは必要かもしれません。
自ら動いても下が育ってきません。
だとしたら、「なまけもの」に徹するのも悪くありません。
そして、見えないところで「働き者」であること。
そういう心がけが、経営者には必要なんではないでしょうか。
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本書は「なまけもののあなたがうまくいく57の法則」という長いタイトルですが、「動機付け」と「継続性」の「工夫力」の本です。
もちろん、この本には、レバレッジシリーズで有名な著者本田直之氏の厳選された57のノウハウが収められていますが、本田氏に負けじと58番目、59番目の「工夫」をするのは、「なまけもの」の読者自身です。
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