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プレゼント 書評こぼれ話

  うかつでした。
  漢字で書くと、迂闊。
  パソコンでないと、書けない漢字です。
  何が迂闊だったかというと、
  東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズの、
  文春文庫の装丁が、私が大好きな和田誠画伯の手になるものだと、
  気がつかなかったこと。
  これを迂闊といわずして、なんといえばいいのか。
  そういえば、文庫の書名文字は、和田誠画伯があみだした、
  「小学生でも書けそうだけど、ちょっとやそっとでは書けない、レタリング」手法。
  もう、そのことだけで、気がつくべきでした。
  本当に、和田誠画伯の装丁はうまい。
  今さら褒めても仕方がないでしょうが。
  でも、この『ダンゴの丸かじり』の表紙は、
  ダンゴの下に美女が舌なめずりしている絵なんですが、
  この美女、本書のなかでは、たらこくちびるを舐めているだけの人。
  ああ、それなのに。
  和田誠画伯の手にかかれば、絶世の「ダンゴ美女」に変わる。
  うかつの日曜でした。
  ごめんなさい、和田誠画伯。

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ダンゴの丸かじり (文春文庫)ダンゴの丸かじり (文春文庫)
(2001/09)
東海林 さだお

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sai.wingpen  「丸かじり」コミュニケーション論            矢印 bk1書評ページへ

 コミュニケーションっていう言葉、いつの頃から使いだしたか。
 正確にはわからない。
 もちろん、英語圏の人は、ずっと昔から使っていた。
 でも、日本では、そうではなかった。
 織田信長は使わなかった。水戸黄門も使わなかった。
 私の子供の頃も使わなかった。
 うーん、困った。
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