08/23/2009 ダンゴの丸かじり :書評

うかつでした。
漢字で書くと、迂闊。
パソコンでないと、書けない漢字です。
何が迂闊だったかというと、
東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズの、
文春文庫の装丁が、私が大好きな和田誠画伯の手になるものだと、
気がつかなかったこと。
これを迂闊といわずして、なんといえばいいのか。
そういえば、文庫の書名文字は、和田誠画伯があみだした、
「小学生でも書けそうだけど、ちょっとやそっとでは書けない、レタリング」手法。
もう、そのことだけで、気がつくべきでした。
本当に、和田誠画伯の装丁はうまい。
今さら褒めても仕方がないでしょうが。
でも、この『ダンゴの丸かじり』の表紙は、
ダンゴの下に美女が舌なめずりしている絵なんですが、
この美女、本書のなかでは、たらこくちびるを舐めているだけの人。
ああ、それなのに。
和田誠画伯の手にかかれば、絶世の「ダンゴ美女」に変わる。
うかつの日曜でした。
ごめんなさい、和田誠画伯。
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コミュニケーションっていう言葉、いつの頃から使いだしたか。
正確にはわからない。
もちろん、英語圏の人は、ずっと昔から使っていた。
でも、日本では、そうではなかった。
織田信長は使わなかった。水戸黄門も使わなかった。
私の子供の頃も使わなかった。
うーん、困った。
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