12/30/2009 45分でわかる! 脳を鍛える読書のしかた。 (茂木 健一郎):400字書評
書評こぼれ話
私にとっての今年(2009年)は、
たくさんの著名人の講演を聞く機会に恵まれた年でも
ありました。
このブログでも都度、その内容を書いてきました。
※未読の読者は「講演記録」というカテゴリーを開いてみてください。
かっこいい五木寛之さん、あこがれの大江健三郎さん、
ほんわか和田誠さん、大阪弁が素敵な小宮一慶さん、
直木賞受賞前の北村薫さん、
そして、今日紹介する茂木健一郎さん、
などなど。
この『脳を鍛える読書のしかた。』は、
私が聞いた茂木健一郎さんの講演をもとに構成された本です。
この本のなかでも、
茂木健一郎さんは「素晴らしい講演もまた、
言葉を駆使した表現を学ぶ上でとても役に立ちます」と、
書いています。
来年(2010年)はどんな講演を聞けるのか、
楽しみです。
今回も400字書評です。
「活字」の力 bk1書評ページへ
2009年7月に開催された「第16回東京国際ブックフェア」で行われた「茂木流『読書のすすめ』という講演をもとに活字化されたのが本書である。
その講演を聞く機会があったが、こうして活字になると、内容は同じであれ、味わいと理解がちがう。そのことは、本書の冒頭で書かれているような「活字」の持つ力といっていい。
講演では茂木健一郎氏の息遣いであったり、言い直しであったり、あるいは茂木氏の話に反応する会場全体の雰囲気が、その話の内容を補完しながら、講演全体を印象づけるが、こうして活字になることで、会場に足を運べなかった人にも茂木氏がなぜ読書の必要性を説き、何を危惧しているかが伝播され、広く共有される。
また、わからなければ何度でも元に戻ることができる。
そういう「活字」の力を、私たちは大事にしていかなければならないし、読書とはまさにその「力」を実感しうる行為だといっていい。
(2009/12/30 投稿)
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レビュープラス
私にとっての今年(2009年)は、
たくさんの著名人の講演を聞く機会に恵まれた年でも
ありました。
このブログでも都度、その内容を書いてきました。
※未読の読者は「講演記録」というカテゴリーを開いてみてください。
かっこいい五木寛之さん、あこがれの大江健三郎さん、
ほんわか和田誠さん、大阪弁が素敵な小宮一慶さん、
直木賞受賞前の北村薫さん、
そして、今日紹介する茂木健一郎さん、
などなど。
この『脳を鍛える読書のしかた。』は、
私が聞いた茂木健一郎さんの講演をもとに構成された本です。
この本のなかでも、
茂木健一郎さんは「素晴らしい講演もまた、
言葉を駆使した表現を学ぶ上でとても役に立ちます」と、
書いています。
来年(2010年)はどんな講演を聞けるのか、
楽しみです。
今回も400字書評です。
45分でわかる! 脳を鍛える読書のしかた。 (MAGAZINE HOUSE45MINUTES SERIES # 7) (2009/11/26) 茂木 健一郎 商品詳細を見る |
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2009年7月に開催された「第16回東京国際ブックフェア」で行われた「茂木流『読書のすすめ』という講演をもとに活字化されたのが本書である。
その講演を聞く機会があったが、こうして活字になると、内容は同じであれ、味わいと理解がちがう。そのことは、本書の冒頭で書かれているような「活字」の持つ力といっていい。
講演では茂木健一郎氏の息遣いであったり、言い直しであったり、あるいは茂木氏の話に反応する会場全体の雰囲気が、その話の内容を補完しながら、講演全体を印象づけるが、こうして活字になることで、会場に足を運べなかった人にも茂木氏がなぜ読書の必要性を説き、何を危惧しているかが伝播され、広く共有される。
また、わからなければ何度でも元に戻ることができる。
そういう「活字」の力を、私たちは大事にしていかなければならないし、読書とはまさにその「力」を実感しうる行為だといっていい。
(2009/12/30 投稿)
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