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プレゼント 書評こぼれ話

  年末年始を実家のある大阪で過ごしました。
  移動は新幹線を利用しました。
  行きは余裕のある曜日で行きましたから、
  席も楽にとることができて、
  うっかりと惰眠をむさぼってしまいました。
  新大阪駅に着いてから、
  「しまった、小宮一慶さんの『新幹線から経済が見える』を
  読んだばかりじゃないか」と、
  深く反省しました。
  帰りはしっかりと経済を見てやると決意しました。
  ところが、帰りは帰省ラッシュで、
  経済を見るどころか、
  自分の席を見つけるのに血眼になってしまい、
  小宮一慶さんには申し訳なく思っています。
  そこで、ひとつだけ書いておくと、
  キャリーバックがすごく増えたことが気になりました。
  あれって結構あぶない。
  何回ゴツンとぶつかったか。
  痛い思いで経済が見える?
  今日は小宮一慶さんの本です。

  じゃあ、読もう。

「超具体化」コミュニケーション実践講座「超具体化」コミュニケーション実践講座
(2009/02/17)
小宮一慶

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sai.wingpen  あなたが話している相手は…。             矢印 bk1書評ページへ

 こちら側が伝えたいと思っても、相手に伝わらないということはよくある。
 ビジネスの現場だけでなく、親子の間でもそうだし、知人、友人の間でもそうだ。真意が伝わらず、誤解が生じ、人間関係がぎくしゃくしてしまうのは、そういう時だ。
 多くの人がコミュニケーションの難しさを経験している。

 経営コンサルタントの小宮一慶氏による本書は、そういったコミュニケーションの難しさをどのように解決すべきかを、いつものようにやさしく説いたものである。
 ビジネス向けではあるが、それだけにとどまらず、人間関係全般に生かすことができる。
 小宮氏は「コミュニケーションは、言葉だけでなく「意識」を共有しないと始まらない」(5頁)という。そして、その「意識」と「意味」を混同してはいけないとしている。
 ビジネスでよくあるのは、この「意識」と「意味」の混同だろう。経営の上層部にいる人はこの点を間違ってはいけない。もし「意識」が共有できていれば、部下の行動の自律性は高まると考えていい。そのことでどれだけ自身が楽になるかということを考えれば、本書は一読に値するのではないだろうか。

 もちろん、そのことはけっしてたやすいことではない。
 だから、「意識」が共有できない場合の、コミュニケーションを円滑に行う方法として、小宮氏は、相手がすぐに行動に移せる内容に落とし込むことができる「超具体化」の方法論を紹介する。それが例えば、東京駅への行き方の説明である。
 本書にあるような説明にまさか子供でもあるまいし、そこまで言わなくてもと思われる人もいるだろうが、それほどにコミュケーションとは伝わりにくいと考えるべきなのだろう。
 もしかしたら、あなたが伝えようとしている相手は火星人かもしれないではないか。
  
(2010/01/06 投稿)

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