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プレゼント 書評こぼれ話

  このブログのある読者さんが
  昨年(2009年)ここでもっとも取り上げた作家(書き手)を調べてくれて、
  その栄えある1位が、
  今日紹介する、経営コンサルタントの小宮一慶さんでした。
  けっこう昨年はまりましたからね。
  小宮一慶さんからも直接コメントいただいたりして、
  そうなるとやはり読みつづけたくなりますよね。
  今年もこれでもう2冊めかな。
  しばらく私のなかの小宮熱は続きそうです。
  ところで、今回の書評タイトル「志は氣の帥」は
  本書のなかで小宮一慶さんが書かれている言葉で、
  小宮一慶さん自身、ある有名な創業経営者(誰なのかな)から
  聞いた言葉らしい。
  その人はこう言ったそうです。
  本文から引用(55ページ)しますね。

   朝起きられないとか、なんかやる気が出ないのは、
   『志』がないから。(中略)
   (自分のそもそもの存在意義)がわかったら、
   じゃあ、朝起きて、これやってみようと思うようになります。

  そうです、みなさんも志をもって。

  じゃあ、読もう。

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(2009/11/19)
小宮 一慶

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sai.wingpen  志は氣の帥                     矢印 bk1書評ページへ

 最近のビジネス本であるとか自己啓発本はたいへん上手な作り方をしている。重要なセンテンスを太字にするのは今や当たり前で、各章毎での要点とかわかりやすいイラストとか、時間にうるさいビジネスマンなどはそこだけを読めば、おおよそその本に書かれていることが把握できるようになっている。その方法でいけば、たとえばこの小宮一慶氏の本もものの30分もあれば読めてしまうだろう。
 今やビジネス本は読むのではなく、見るものなのかもしれない。
 実際そういう読書法を勧める本もあるぐらいだから、世の中の働きざかりの人たちは限られた時間のなかでどう自分の時間をやりくりしようかという奮闘努力に頭がさがる。

 だからこそ、「時間」についての本がたくさん出版されているのだが、本書に他の「時間管理術」にあるような技術的な側面を期待しない方がいい。それに、小宮氏のセミナーや出演しているTVなどで氏の話を聞いたことがある人はわかると思うが、小宮氏の話は自慢話も含めて軽妙で人をひきつける話術に長けている。それは関西人気質とでもいえばいいのだろうか、サービス精神が旺盛なのである。
 そのことは氏の文章でもいえることで、確かに本書はうまく編集されているが、要点や重要な箇所だけの拾い読みではこの本の良さは十分味わえないし、それではもったいない。

 本書のなかで小宮氏も書いているが、「メリハリをもつ」ことは重要で、読書の仕方も同じことのような気がする。すべてを要点拾い読みするのではなく、じっくり読む価値のあるものはやはりきちんと読むべきである。
 本書でいえば、特に第一章「時間力を高める考え方」は重要だろう。どういう技を使うにしろ、物事の本質のところをきちんと理解するのとそうでないのとでは、継続していくことも含めて違ってくるにちがいない。氏のいう「目的」(存在意義)と「目標」(目的にいたる通過点)でいえば、この本でまず「目的」を理解することが大事だろう。
 忙しい人にこそ、じっくり読んでもらいたい一冊である。
  
(2010/01/27 投稿)

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