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 本好きな人にとっての最大の悩みは
 おそらく所蔵スペースの問題じゃないかな。
 大きなお家(うち)の人はともかく、
 普通は本のためのスペースは限られているもの。
 私ん家も昔は本棚二本が限度。
 何度かの引越しで泣く泣く処分した本は数限りなくあります。
 そんな個人的な話だけでなく、
 図書館だって同じような事情があるようで、
 昨日(4.8)の朝日新聞夕刊にこんな記事がありました。

   国会図書館 満杯寸前

 記事によると、国会図書館は「所蔵スペースの確保に苦心して」いて
 「あと7年で満杯になりそうだ」とあります。
 どうしてそういうことになったかというと、
 そもそ国会図書館には国立国会図書館法という法律があって
 そのなかで「国内で発行された出版物は、発行者が国立国会図書館に
 納める
」ように義務づけられているんですよね。
 ということで、昨今の出版点数の増加で
 どんどん納本数が増えているんだとか。
 それと本の大型化が進んでいることもあるらしい。
 特に行政関係の出版物がA4判に統一されたことも一因だとか。

 国の図書館ですから、
 私のように引越しのつど処分なんてできないし、
 なかなか難しい問題ですね。
 記事の最後にはこうあります。

   本や雑誌、新聞の電子データ化も進めているが、
    凝った装丁など、紙でなければ伝えられない資料がある。

 本当にそうですよね。
 最近世の中電子書籍のニュースが多いですが、
 やはり紙は紙なりの味わいがありますからね。
 国の財政事情も逼迫していますが、
 ぜひ所蔵スペース確保のために
 ここは予算の確保をお願いしたいものです。

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