02/04/2012 報われない人の 9つの習慣(小宮 一慶):書評「これも常備薬」

今日は立春。
立春や娘の膝まるき夜の畳 畠山譲二
父の葬儀に実家に帰って
たくさんの親族と
久しぶりに会いました。
その中に
この春学校を卒業して就職する
いとこの息子さんがいました。
私も社会人として
30年以上働いていますので
少しばかりいいことを
いわないといけないと
思って、
口にしたほとんどが
実は小宮一慶さんのマネ言ばかり。
いやはや。
まあ、すでに小宮一慶さんの言葉が
血になり骨になり肉となっていたら
いいんですが。
今日はそんな小宮一慶さんの本、
『報われない人の 9つの習慣』を
紹介します。
T君、しっかり読んで下さいね。
じゃあ、読もう。
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著者の経営コンサルタント小宮一慶さんは毎晩松下幸之助さんの『道をひらく』を数ページ読んでから眠りにつくそうです。たくさんのビジネス書を書いている小宮さんでさえ、そのようにして自身を鼓舞しているのです。
もし、仕事を楽しいものにしたいと思うなら、あるいは「よい仕事をして社会に貢献したい」と考えるなら、常にそういう努力を怠ってはいけません。
しかも、その方向を間違わないようにしないと、努力が、間違ったことをしている人もそれなりに努力はしているものです、水の泡になってしまいます。
小宮さんも「多くの方が、すごく努力をされている」としていますが、それが「自己流」になっていて、成果がでないのがとても残念と書いています。
新しい人と面接すると、すごくやる気を感じることがよくあります。声は大きく明確で、これからどれだけ仕事をしてもらえるかと期待します。
しかし、残念なことにそれらの多くの人は、いつの間にか、やる気も失せ、悪い時には他人まで巻き込んでしまいます。
やる気を維持するのは並み大抵のことではありません。やる気など落ちてきて当然ぐらいに思う方がいいでしょう。
その時、どうするか。
小宮さんが毎晩『道をひらく』を読むように、ビジネス書を開いてみるのはひとつの方法です。
その点では、小宮一慶さんという書き手はとても親しみやすいと思います。
しかも、小宮さんはその著作で何度も何度も繰り返し同じことを話します。この本でもすでに話されたことがほとんどです。それでも、新しい本である限りは、読者はそのつもりでその内容に接します。
その時、落ちかかっていたやる気にもう一度火がつくのです。
小宮さんの本を何冊も読みつづけてきて、これはもしかしたら、小宮さんの読書習慣に似ているかもしれないと思うことがあります。
小宮さんの本は、私の常備薬といっていいかもしれません。
(2012/02/04 投稿)

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