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 秋の深まりは冬のはじまり。
 ようやく秋の色づきをみせはじめた先週の土曜、
 東京・初台にある「東京オペラシティ アートギャラリー」で開催中の
 「篠山紀信展 写真力」を観てきました。

篠山紀信
 この展覧会は、
 半世紀にわたって日本の写真界を激走してきた
 篠山紀信さんの初の大規模な個展です。
 私たちがどれだけ篠山紀信さんが撮り続けた人物写真と身近にあったかを
 実感できる写真展です。
 それは時代そのものといっていい。
 はいるとたちまちにその世界に魅了されます。
 巨大な三島由紀夫のモノクロームの写真が二枚。
 見上げるようにしてあの時代がせまってくる感じです。
 つづく部屋は「STAR」と題されています。
 その中でもひときわ目をひくのが
 水面に浮かぶ水着姿の山口百恵さん。
 篠山紀信さんは当時たくさんの百恵さんの写真を撮ったはず。
 百恵神話の根底には篠山紀信さんが撮ったイメージが
 あったような気がします。
 そのほかにも、この部屋にはさまざまなSTARたちの写真が並びます。
 今や大人気のAKB48の巨大な写真も。

 次の部屋は歌舞伎の世界。
 それと東京ディズニーランドが共存しているのですから
 おもしろい。
 その次は、これぞ篠山紀信
 「BODY」の部屋。
 宮沢りえさんのヌードに代表されるように
 篠山紀信さんが世に送り出してきた肉体の美の数々。
 あ、これがお目当てだね、と勘繰っている人いません?
 なかなかいい線ついていますね。(認めてどうする)
 でも、これは芸術。へんな目では見てません。(たぶん)
 高岡早紀さんや樋口可南子さんの、
 それはそれは神々しいお姿にただただ平服するばかり。

 最後は東日本大震災で被災された人々の
 ポートレイト。
 誰もが撮るような写真ですが
 絶対に私たちには撮れない写真ってすごい。
 そこに写っているのは
 悲しみであり、無念であり、後悔。
 それでいて、明日をじっとみつめている人たち。
 こんな写真を撮る、
 篠山紀信さんて、やっぱりすごい。

 ミュージアムショップには
 篠山紀信さんが今まで出版されたたくさんの写真集も
 販売しています。
 懐かしかったのは
 宮沢りえさんのヌード集『Santa Fe』(1991年)。

Santa Fe 宮沢りえSanta Fe 宮沢りえ
(1991/11)
篠山 紀信

商品詳細を見る

 確か新聞に全面広告がでました。
 会社で回し読みしたのを覚えています。
 なんだ、やっぱりか、と
 思われた人がいるかと思いますが、
 時代がそうだったのです。(うーむ、言い訳がましいな)

 芸術の秋。
 いい写真は刺激的です。
 ちなみにこの展覧会の入場料は1000円。
 12月24日まで開催されています。

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