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プレゼント 書評こぼれ話

  最近漫画雑誌をほとんど読んでいないなぁ。
  サンデー、マガジン、それにジャンプ。
  ビッグコミックもモーニングも。
  だから、最近人気の漫画は
  ほとんど知りません。
  反省しています。
  そこで、今日は
  ブルボン小林さんの漫画評論
  『マンガホニャララ  ロワイヤル』を
  紹介します。
  表紙は手塚治虫さんの「ブラックジャック」の
  人気キャラクター、ピノコ。
  これがわかれば
  少なくともかつては漫画少年だと
  わかりますかね。
  そういえば、
  あの水木しげるさんの全集が
  6月3日から刊行されるようです。
  まさにじぇじぇじぇじぇ!
  ちがった。
  ゲゲゲ!

  じゃあ、読もう。

マンガホニャララ ロワイヤルマンガホニャララ ロワイヤル
(2013/04/16)
ブルボン小林

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sai.wingpen  「クールジャパン」は漫画から                   

 最近「クールジャパン」という言葉をよく耳にする。
 クールビズ運動の新たな取組みのことでない。日本の文化面の取り組みが国際的に高く評価されていることを指すらしい。ゲームソフトやアニメ、もちろん漫画も、である。
 ものづくりだけが日本を支えているのではない。漫画も今や日本を代表する文化なのだ。
 その漫画を、まじめに(?)論じようというのが、ブルボン小林(この名前がすでにまじめを逸脱しているともいえなくもないが)の、漫画論であるこの本だ。
 しかも、第二弾らしく「ロワイヤル」(フランス語では「王の」という意味らしいが、ここではきっと「いいものでっせ」みたいな感覚で付けられていると睨んでいる)となっている。

 ブルボン氏(あるいは、小林氏)も「あとがき」で書いているが、この漫画評論では「漫画は○○だ」の書き出しが多い。
 一例をあげれば、「漫画はウソだ」「漫画は笑える」「漫画は儲かる」となる。
 そのことを「短い言葉の言い切りで、少しでも注意を引こうとしたのだ」と、ブルボン氏(あるいは、小林氏)は言うが、これはご謙遜。それぞれの評論(ちなみに著者は「コラム」と書いている)は、漫画を的確に捉えている。もしかしたら、「クールジャパン」もまた、冷静にみているともいえる。
 「クールジャパンはウソだ」「クールジャパンは笑える」「クールジャパンは儲かる」。
 これは、あまりにも過大評価かも。

 書き出しだけではない。かつてブルボン氏(あるいは、小林氏)は「漫画は絵と文字だ」と言い切ったことがあるが、同じように漫画の本質をとらえた言葉も、この本には散りばめられている。
 そのひとつ、「何でも漫画になる」は、伝記や事件、小説の漫画化といった事例をひくまでもない。
 これこそ、「クールジャパン」の本質だと思うが、今まで活字に頼っていたさまざまなことを日本発のソフトコンテンツが一気に表現の場を広げたといえる。
 漫画で経済を学び、漫画で道徳を学び、漫画で友情を学んだ世代が増えている。

 「クールジャパン」をこれからの日本の柱にしていくのであれば、もっとブルボン氏(あるいは、小林氏)のような、まじめな? 漫画評論がでてきてもいいのではないか、と、これは期待も込めて書いておく。
  
(2013/05/29 投稿)

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