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プレゼント 書評こぼれ話

  先日同級生の友人と
  話していて
  退職後の生活設計のことになった。
  60歳でリタイアするのは
  早いよな、みたいなことに
  なったのですが、
  どうも当方としては
  いささか居心地が悪い。
  いつの間にか
  社会全体が65歳ぐらいまでは
  働くことが当たり前のような
  風潮になっている。
  本当にそれで
  いいのかしら。
  本当の生き方って何だろう。
  引き際こそ難しい。
  60歳でやめるのか。
  65歳まで続けるのか。
  いやいや死ぬまで
  働くよという人もいる。
  シニア、というか
  老後はやっかいだ。
  今日は
  そんな人のための一冊、
  杉山明さんの『老後破産しないためのお金の本』。

  じゃあ、読もう。

老後破産しないためのお金の本老後破産しないためのお金の本
(2014/12/18)
杉山 明

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sai.wingpen  人間らしく生きたいものだ                   

 高齢化が進むこの国には、時にそれが悲惨さ言葉を生み出すことがある。
 「孤独死」という言葉は数年前に大きく取り上げられた。なんとも嫌な言葉だ。
 「終活」というのも、人生を終わりを悔いのないようにと作られた言葉だろうが、どうもしっくりとこない。
 最近よく耳にするのが、この本のタイトルにも使われている「老後破産」という言葉。
 年金なんてあてにできないといわれる若い人ほど、自身の老後は想像し難いはず。つまり、「老後破産」といわれて不安になるのは60代が迫っている50代あたりの人だろうか。
 人生がゆっくり楽しめるはずが、どうもそうではないようだ。
 「破産」なんて聞くと、腰のあたりがむずむずして、どういうことだ、と読みたくなるのが心情。
 かくいう私も、その一人ではあるが。

 まずは簡単な算数から。
 「収入-支出」、答えがプラスであれば黒字、マイナスであれば赤字。当たり前のような算数ですが、シニア世代になると、「収入」が年金頼みになるということ。つまりは、赤字にならないためには、支出を減らすしかない。
 あるいは、雇用延長や再就職で「収入」を少しでも多くする。
 生きるということは生活をする、つまりはお金が出ていくことだから、この簡単な算数を忘れないことが肝心。

 ファイナンシャル・プランナーでもある著者は、そのためにも「前もって準備したほうがよい」という。
 この本の特長である「五か年計画」というのは、シニアライフが始まる5年前から始まる。
 必要な知識の吸収と実践である。
 お金のことはなりゆきでできるものではない。
 この本の中では、年金が入るまでの「空白の5年間」をどう過ごすかに重点が置かれている。つまり、年金受給が65歳に引き上げられる世代を想定して書かれている。
 それではすでに年金をもらっている人は関係ないかというと、そうでもない。
 「収入」が減れば「支出」をおさえるという基本的な構造は変わらない。
 だから、別の章では「保険の見直し」や「医療・介護資金計画」も説明されている。

 お金の問題は死ぬ時までつきまとう。
 けれど、少なくとも人間らしく生きたいものだ。
  
(2015/03/24 投稿)

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