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 今日も昨日の続き。
 「三匹のおっさん、函館に遊ぶ」の3回め。
 昨日の記事で
 函館ベイエリアで紹介したい人…というところで
 終わりましたが、
 その人は下の写真の人。
 誰だかわかりますか。

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 同志社大学の創設者新島襄です。
 一昨年のNHK大河ドラマ「八重の桜」で
 オダギリジョーさんが演じていましたね。
 ドラマでも描かれていましたが
 新島襄
 ここ函館の地から密航で
 アメリカに渡ったのです。
 その記念の像が上の写真というわけです。

 海に開かれた函館ですが
 新幹線の開通も
 間近になってきました。
 函館までの開業予定は
 2016年3月だとか。
 東京から乗り換えなしで約4時間。
 着々と開業準備が進んでいますが
 新駅となる「新函館北斗駅」を
 見てきました。

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 この新駅は残念ながら
 函館市ではなく
 隣の北斗市にあります。
 だから、長い駅名になったようです。
 初めて東京から行くと
 なんだ、函館じゃないじゃないかという
 ため息が聞こえそうですが
 北の国の人たちが
 長年待ち望んできた
 本州からの新幹線です。
 函館の活性化につながればと
 願っています。

 函館の旅の最後に訪れたのは
 蔦屋書店
 なんで函館の最後が
 TSUTAYAなんだと思われたでしょうが
 なにしろここは本のブログなもんで
 本屋さんで締めくくりたいと
 思います。

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 この函館蔦屋書店
 代官山の蔦屋書店の志を受け
 全国展開されるその第1号店として
 2013年12月にオープン。
 行ってみて
 その巨大な場に圧倒されます。
 函館蔦屋書店のホームページには
 こんなことが書かれています。

   もう、商業施設をつくるだけで、地域がいきいきとする時代ではありません。
   (中略)
   ものを買う場所は、ヒトもコトもつながる場所であるべきだと思います。
   函館蔦屋書店がめざすのは、これからの時代のスタンダード。
   地域のみなさんが気持ちよく過ごせる”居場所”になります。

 すてきですよね。この宣言。
 そもそも代官山蔦屋書店のコンセプトが
 「大人のための文化の牙城」で、
 この函館蔦屋書店
 地方都市での人のありようを
 目指していこうとしているように思えます。
 さまざまなジャンルの本があり
 レンタルショップあり、
 コーヒーショップあり、
 この空間にいるだけで
 ゆっくりとした豊饒な時間が
 流れていきそう。
 もともと地方都市というのは
 そうであったかもしれません。
 大都市のような雑多さはないけれど
 人と人とが
 人として触れ合うことができる場であった。
 函館蔦屋書店が目指しているのは
 そういうことなのではないかなぁ。

 地方都市の郊外型店舗であることは
 間違いないですから
 今後車を持たない弱者の人たちを
 どんなふうに取り込むかが
 大きな課題だと思います。
 新幹線も大事だけれど
 函館蔦屋書店のこういう文化を
 きっちりと育てることが
 函館に生きる人々の
 本当の課題ではないでしょうか。

 こうして、三匹のおっさんの
 函館の旅は終わりました。
 17歳で出会った三匹のおっさんは
 60歳になる前に再会し
 函館で楽しい何日間を
 過ごすことができたのは
 奇跡みたい。
 一人はさらに北海道の旅をつづけ、
 一人は函館での仕事に戻り、
 私は家に帰りました。
 それぞれがそれぞれの60歳を迎え
 それぞれがまた新しい時間を
 生きていく。
 函館蔦屋書店で感じた幸福は
 そういうことなのかもしれません。

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