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 今日は
 「わたしの菜園日記」の日だと
 ブログを開いて下さった皆さん、
 ごめんなさい。
 天気がずっとよくなくて
 農作業が出来ていないんです。
 昨日は久々の農作業日和だったのですが
 東京ビッグサイトで開催されている
 「第23回東京国際ブックフェア」に行ってきました。
 ごめんなさいね、野菜さん。

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 このフェアには
 今回で8回行くことになります。
 気がついた人がいるかどうか
 実は今年から開催日が
 9月の23日から25日の三日間に変更になったんです。
 今までは7月の最初。
 なんとか来場者数を増やそうという
 試みなんですよね。

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 9月23日の日本経済新聞夕刊には
 「本離れが懸念される中、親しみやすいイベントを増やして
 「読者本位」を強調、長引く出版不況の打破を目指す
」という記事も
 出ていました。
 確かに講演とか会場ブースでのイベントは多くなりましたが
 ブースの魅力としてはどうでしょうか。
 全体的には「ぬり絵」と「マンガ」、
 そんな印象を受けました。

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 目を引いたのは
 今年創業130周年を迎える河出書房新社のブースと
 トーハンのブース。
 特にトーハンのブースに置かれていた
 ゴジラのフィギアには思わずカメラを向けました。

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 そんな「東京国際ブックフェア」に
 今年は2日続けて行ってきたのは
 いい講演会があったからです。

 24日の講演会は
 「出版ってどんな仕事? セミナー」で
 登場したのは
 文藝春秋で編集の仕事をされている
 浅井茉莉子さん。
 演題は、

    「小説」が生まれるまで 編集者が本作りにどうかかわるのか

 という、ちょっと長めのタイトルです。
 彼女はあの又吉直樹さんの『火花』だけでなく
 今回芥川賞を受賞した村田沙耶香さんの『コンビニ人間』を担当した
 今や伝説の編集者なんです。
 こういう大きなイベントの講演会といえば
 大作家さんのものが多いし、
 実際今回も林真理子さんや湊かなえさんの講演があるのですが
 浅井茉莉子さんの場合、
 普通に編集をしている女性で
 そういう人の話だからこそ
 耳を傾ける価値があると思うんですよね。
 浅井茉莉子さんは早稲田大学を出て
 文藝春秋にはいって10年めの編集者。
 働き出して10年めといえば
 色々悩むことも多いと思います。
 浅井茉莉子さんの話を聴いて感じたのは
 彼女はけっして特殊な才能の持ち主でなく
 仕事として
 文学や作家と向き合っているということです。
 だから、
 浅井茉莉子さんにとって現在の出版不況は
 自分の仕事として考えることはあっても
 文学至上主義、あるいは出版至上主義ではないということ。
 よりよいものであれば
 それがゲームであれマンガであれ映画であれ
 夢中になっても構わないのではないかと
 話していたのが印象に残りました。
 だったら、ゲームよりもマンガよりも
 面白い作品を作家と一緒に作れたらいいのではないか。
 浅井茉莉子さん、
 これからも素敵な作品を生み出す編集者として
 活躍して下さい。

 そして、昨日25日は
 アドラーブームの火付け役
 『嫌われる勇気』を書いた
 岸見一郎先生と
 岸見一郎先生に書く勇気を与えた古賀史健さんの
 講演会に行ってきました。
 こちらも

   100年後にも読み継がれる物語を目指して
   人生を一変させる新しい古典『嫌われる勇気』の誕生

 という、長いタイトルの講演でした。
 興味深かったのは
 古賀史健さんがどのように岸見一郎先生と出会って
 どんな本を目指したかということで
 「自動販売機でお金さえいれれば答えが出るような本は作らない」
 と岸見一郎先生が言えば、
 古賀史健さんも
 「現代の古典を作りたかった」と
 お二人のこころざしの高さに
 圧倒されました。

 東京国際ブックフェア自体は
 これからもまだまだ苦労するでしょうが
 こういうイベントは
 本好き人間にはとてもありがたい。
 ぜひ来年も
 しっかり開催されることを
 願っています。

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