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プレゼント 書評こぼれ話

  今日紹介するのは
  とっても長いタイトル。
  『好調を続ける企業の経営者はいま、何を考えているのか?』。
  著者はビジネス戦略コンサルタントの
  鈴木博毅さん。
  鈴木博毅さんからはいつも新刊がでるたびに
  献本を頂いていて
  今回の本も献本頂いたもの。
  書評にも書きましたが
  ここで紹介されている会社は
  全部知りませんでした。
  でも、
  こういう会社が今成長中だという嗅覚が
  きっと大事なんでしょうね。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  滅びた恐竜、生き残った微生物                   

 会社の寿命30年説といわれたことがある。
 優良会社といわれても30年もすれば疲弊し、最悪は倒産してしまうという説で、実際に多くの会社がそうして姿を消していった。
 最近も名門電機メーカーや超有名企業が次々と失墜し、歴史や名前だけでは生き残れないことを露呈している。
 ただすべての会社がそうであるかといえば、そうではない。
 新しく元気な会社が現われてきている。
 本書はそんな元気な会社の経営者にビジネス戦略コンサルタントの鈴木博毅氏がインタビューし、元気の秘密に迫ったものである。

 残念なことに本書で取り上げられた8社の名前も業績も知らなかった。だから、どのような商売をしているのさえ知らない。
 しかし、経営は名前だけではない。
 3年で売上が5倍になった会社もあれば、5年間で株価が68倍なんていう会社もある。
 きっと知っている人にとっては、「えー!? こんな優良な会社を知らないの」という世界だ。

 本書を読んでいるとこれらの会社に共通しているのは、変革をチャンスとしてとらえ、前に進もうという力と工夫にあふれている点だろう。
 名前ばかりが大きい会社だとそういう機転に乏しい。図体がでかくなりすぎて滅んでいった恐竜のようだ。
 だから、元気のある会社は氷河期でも生き残った微生物のようなものかもしれない。

 この本にはそれぞれの会社が求める人材像という記事もある。
 これから就活に励む学生にはぜひそれを読んでもらって、名前だけで会社を選ばないようにしてもらいたいものだ。
  
(2017/05/19 投稿)

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