05/20/2017 考え方(稲盛 和夫):書評「何度でも読まないと」

今日は
稲盛和夫さんの『考え方』という本を
自信をもって紹介します。
ビジネスマンだけでなく
すでに引退した人であっても
この本は人生の一冊ですから
ぜひ読んでみて下さい。
この本の中から
私の心にピピッと届いた文章を
いくつか紹介します。
夢の実現とは、日々の地味な努力の積み重ねによって
もたらされるものに他なりません。
仕事を好きになるための努力をすること、これこそが人生において、
また仕事において、最も重要な要素だと思います。
きっと皆さんもまた
自分だけの文章を見つけることが
きっとできると思います。
じゃあ、読もう。

おそらくまたかと思われる人もいるかと思います。
いくら名経営者と評判の高い稲盛和夫さんであって、『生き方』『働き方』とよく似た著作もある中での『考え方』というタイトルですから、またかと思われても仕方ありません。(でも、この三冊はタイトルこそ似ていますが、不思議なことに出版社は別々です)
でも、もしかしたらこの本が一番わかりやすいかもしれません。
というのも、読みやすい文章ですから、心に届きやすいのだと思います。
稲盛さんの著作を読んでいる読者なら、稲盛さんの「人生の方程式」はご存じでしょう。
「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」です。
そのうちの「考え方」が一番大事ということは、これまでの著作でも繰り返し書かれています。
この本はその一番大事な「考え方」をタイトルにしているくらいですから、稲盛哲学の骨格だということがわかってもらえると思います。
この本で書かれている9つの章のタイトルを書き留めているだけでも違います。
「大きな志を持つこと」「常に前向きであること」「努力を惜しまないこと」「誠実であること」「創意を凝らすこと」「挫折にへこたれないこと」「心が純粋であること」「謙虚であること」、そして「世のため、人のために行動すること」です。
そして、一つひとつの章に書かれている文章にも気づかされることがたくさんあると思います。
まさに砂に沁み込んでいく水のように、稲盛和夫さんという賢者の教えが全身に染み込んでいってくれたらどんなにいいかと、何度も読みたい一冊です。
(2017/05/20 投稿)

応援よろしくお願いします。
(↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 今日もクリックありがとうございます)


レビュープラス
| Home |