08/25/2018 「浦沢直樹展」に行ってきました - 会場の埼玉県立近代美術館は黒川紀章さんの設計

北浦和公園内にある
埼玉県立近代美術館は
建築家黒川紀章さんの設計による建物で
1982年に出来ました。
80年代黒川紀章さんは
ここの美術館を皮切りに
名古屋、広島と
立て続けに美術館を設計しています。
つい最近、
日本経済新聞の夕刊(8月22日)に
この美術館の記事が出ていて
「公園から美術館へと人を自然に誘」うと
書かれていました。

そんな素敵な美術館が
わが家から歩いて15分余りのところにあるのですから
なんとも仕合せな気分になります。

この夏この埼玉県立近代美術館で
漫画家「浦沢直樹展」が開催されているのですから
行くしかありません。

このブログで掲載した時には
終わっていたというのも残念なので
急いで行ってきました。
あまりに近いと
つい見逃してしまうことってありますものね。

なんといっても
代表作は「YAWARA!」でしょうか。
ちょうど田村亮子さんが女子柔道でがんばっている頃
その女子柔道での活躍を描いた漫画です。
主人公は猪熊柔ちゃんと
彼女のおじいちゃん猪熊滋悟郎。
今回の展覧会では
入り口でこの二人のパネルも
迎えてくれます。




創作メモや原稿の下書きともいえる「ネーム」もあったりして
こうして作品に仕上がっていくのかと
ちょっと感動します。
さらに、会場のあちこちで
写真スポットがあって
そこで展示されているものは撮影がOKで
あちらこちらでパチリパチリ。
こちらは「YAWARA!」のポスター。

猪熊柔ちゃんって、かわいい。
こちらはこれも大ットした「20世紀少年」のともだちマスク。

今回の展覧会は
展示の量も多く
まるで
自分が漫画の世界に入り込んだような気になります。


ちょっと感動したのは
小学生の頃の漫画ノートや
中学生の頃の作品が展示されていて
浦沢直樹さんは漫画家になるために
本当に「漫画ばかり描いて」いたんだな。

それと
自身手塚治虫さんへのリスペクトで描いた「PLUTO」を描いているように
デビュー前の作品には
手塚治虫さんの影響をとても強く受けていることが
わかります。
しかも、とてもうまい。

その夢の実現に向かって
ひたすらなんだと実感できる
展覧会でした。
この展覧会は9月2日まで、
入場料は1100円。
せっかくなので
黒川紀章さん設計の美術館も
堪能してはいかが。

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