
先日報じられた
さくらももこさん逝去のニュースに
びっくりした。
53歳。
自分よりも若い人の死去は
やはり胸につきささる。
あんなに楽しい漫画を私たちに届けてくれたのに
どうして神様は
こんなに若くしてあの世に連れていってしまうのだろう。
さくらももこさんには
漫画以外にもたくさんのエッセイ集があるが
その中から
表紙のフェルト生地でできたまる子ちゃんの装幀がかわいい、
『まる子だった』を
今日は紹介します。
さくらももこさんの
ご冥福をお祈りします。
さくらももこさん、
ありがとうございました。

漫画家のさくらももこさんがこの15日に乳がんのため亡くなっていたことが報じられ、驚いてしまった。
まだ53歳という若さだから、余計に悲しみは大きい。
さくらさんは1965年(昭和40年)5月8日に静岡で生まれた。「日本で一番有名な三年生」となった「ちびまる子ちゃん」が雑誌「りぼん」で連載が始まったのが1986年、その後TVアニメ化されてその人気は不動のものに。
その一方で1991年に刊行されたエッセイ「もものかんづめ」が大ベストセラーになって、さくらさんは「現代の清少納言」とまで呼ばれるエッセイストになっていく。
追悼の思いで手にしたこの作品は1997年に刊行されたエッセイ集で、さくらさんの子供時代を描いたシリーズの2作めだ。(1作めは『あのころ』)
不謹慎かもしれないが、17篇のエッセイの時々に笑いがこらえられなくなってしまった。
9歳の頃のさくらさんは、本当に漫画の主人公まる子と同じだったんだ。
「腹痛の恐怖」で語られる学校でのウンチがまんできなくなった騒動や漫画でおなじみのハマジと恋愛の噂になってしまった話など、こんな女の子がそばにいれば日々の暮らしは楽しいだろうと思ってしまう。
しかも、この女の子は大好きだった山口百恵ちゃんのコンサートにもしっかり出かけているところからすると、行動力だってある。
エッセイの中でさくらさんが書いていたが、「全力で走らずにはいられないあのわくわくエネルギーがなつかしい」し、そのエネルギーがあればこそ漫画「ちびまる子ちゃん」は私たちを夢中にさせたのだろう。
さくらももこさん、お疲れさまでした。
ありがとうございました。
(2018/08/31 投稿)

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