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プレゼント 書評こぼれ話

  斎藤孝さんといえば
  『声に出して読みたい日本語』を皮切りに
  次々とベストセラーを出している先生ですが
  今日紹介する
  『本は読んだらすぐアウトプットする!』の
  著者略歴に
  「著書発行部数は1000万部を超える」とあって
  驚きました。
  斎藤孝さんの著作をきっかけに
  古典や文学
  あるいは本全般が好きになったという
  読者も多いのでしょうね。
  この本も

    「書く」「話す」「伝える」力が
    いっきにつく55の読書の技法


  という副題がついているくらいですから
  参考になる技法が盛りだくさん。
  さっそく「アウトプット」してみては。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  これは「ビジネス本」に入るかな                   

 講演する人に昔聞いた話ですがが、聴衆が老若男女幅広い層というのが一番やりにくいといいます。
 同じ志向の人であればそちらの方向で話ができるが、志向が違えば話が多方面になって収拾がつきにくいのでしょう。
 本をどう読むか、さらには副題にあるように「書く」「話す」「伝える」力がいっきにつくというこの本の場合、著者は読者をどう設定したのだろう。
 その答えは冒頭に出てきます。
 よく読む本の傾向を尋ねるページが最初にあって、「ビジネス本」をよく読む人は「自分の能力を伸ばして仕事に役立てよう」とするタイプで読んだ本をスキルに変えることを、「小説・漫画」をよく読む人には、読んだ内容を忘れない方法を学べるとあります。
 つまりは、どちらのタイプでも大丈夫だというわけですが、文章のトーンはどちらかといえばビジネス志向。文章の端々に「仕事でうまくいくには」的な書き方があります。
 なので、この本は本好きの人というよりは「ビジネス本」に近いように思います。

 目次を読むと、さらによくわかります。
 「伝える力」「引用力」「雑談力」「文章力」「スキルアップ」「リーダーシップ」などの項目名が並んで、「ビジネス本」でよく見かけるような構成になっています。
 斎藤孝さんが親切なのはそれらの項目の時々で、本の紹介が入ること。それらの本のほとんどが古典というのもいいし、「ビジネス本」もカバーしているのも、想定した読者向けの選択です。

 読書をどう仕事に生かすか、そんな「ビジネス本」と割り切って読むのがいいと思います。
  
(2019/09/05 投稿)

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