FC2ブログ
プレゼント 書評こぼれ話

  今日は二十四節気のひとつ、
  白露
  露が凝って白くなるという意味です。

     姿見に一樹映りて白露かな      古賀 まり子

  二学期が始まって
  一週間が過ぎて
  ようやく学校生活にまた慣れてきたそんなところでしょうか。
  今日は
  谷川俊太郎さん文、長新太さん絵の
  『あなた』という絵本を紹介しますが
  この絵本は
  小学1年生2年生向けに編まれた一冊で
  「ひとりで無理なく読める」というのが
  編集側の思いです。
  なので
  できれば声に出して、
  ひとりで読んでみて下さい。
  きっと明日ともだちに話したくなりますよ。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  いい詩を読んだ気持ち                   

 あ、これ、詩なんだ。
 絵本の文みたいだけど。これは谷川俊太郎さんという詩人の「あなた」という詩なんだ。
 だから、言葉を読んで、次から次へと読んで、その時々に「ドキン」としたりして。
 それはこんな言葉。
 「どんなわたしでも わたしは いつも わたし/どんなあなたでも あなたは いつまでも あなた」。
 それから、
 「いっしょにいると たのしい あなた/いなくなると さびしい あなた」。
 詩っていいな、と思う。
 言葉って乱暴にさわると壊れてしまいそうだから、そおっとそおっと。

 そんな詩に絵を描くのって大変だろうな。
 この絵本の、いえこの詩につけられた長新太さんの絵はきっと長さんが谷川さんの詩を読んで、心に感じたことが表現されているにちがいない。
 もしかしたら、この詩に絵を描くとして、わたしならわたしの、あなたならあなたの絵ができるのではないか。
 詩ってそういうことを否定はしない。
 大きな声で賛成もしない。
 そういうことがさも当然のような顔をしてそこに在るような気がする。

 でもこうして詩と絵ができあがって、やっぱりこれは絵本なんだ。
 ページをめくって、言葉を読んで絵を見て、誰かにこの絵本のことを話したくなる。
 その相手は、きっと「あなた」だ。
  
(2019/09/08 投稿)

    芽 「ブログランキング」に参加しています。
     応援よろしくお願いします。
     (↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 今日もクリックありがとうございます)
 
    にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ

レビュープラス