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プレゼント 書評こぼれ話

  いよいよ今日
  100作目となったNHK朝ドラなつぞら」が
  最終回を迎えます。
  このドラマのモデルとなっているのが
  日本の女性アニメータの草分けといわれる
  奥山玲子さんとはよくいわれています。
  ドラマの中でも
  あ、あの作品がモデルと思った人も
  多かったと思います。
  「白蛇伝」「狼少年ケン」「タイガーマスク」「ルパン三世」・・・
  そして、「アルプスの少女ハイジ」。
  そこで、今日は
  2017年5月に紹介した
  ちばかおりさんの『ハイジが生まれた日』を
  再録書評で紹介します。
  来週からの新朝ドラを楽しみにしつつ、
  「なつぞら」の最終回を見ます。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  あなたは「ハイジ」が好きですか                   

  「アルプスの少女ハイジ」が放映されたのは、1974年1月6日。
 それから40年以上経ってもまだTVCMに使われるなど人気がある。
 どうして、このアニメが私たちを夢中にさせるのか、その問いを解き明かす一冊である。
 アニメの歴史をたどるというだけでなく、仕事と人との関わりも描かれていて、良質のビジネス書としても読むことができる。

 著者ちばかおりのこの作品を描いていくアプローチにはひとつの方法があった。
 それは、アメリカの児童文学者であるスターリング・ノースのこんな言葉だ。
 「歴史を語るには、有名だろうが無名だろうが、ある人の人生を語るのがいい」。
 この言葉に誘発されてちばが選んだのが、「ハイジ」の生みの親ともいえるプロデューサー高橋茂人である。
 「ハイジ」となれば誰もが高畑勲や宮崎駿を思い浮かべるだろうが、ちばは高橋の人生を語ることで「ハイジ」を描こうとした。
 その時点でこの作品はちばの描く独自のノンフィクション作品になったといえる。

 もちろん、アニメは一人の人間が作るものではない。
 この作品では前半を高橋茂人、後半を高畑勲や宮崎駿といった製作者サイドから描いている。
 アニメファン、「ハイジ」ファンにとっては、この後半はたまらないだろう。
 アニメだけでなく、音楽や効果音、声優に至るまで、この一作がどれほど丁寧に作られていったかが克明に綴られていく。
 「ハイジ」が今も愛される理由が、きっとあなたにもわかるだろう。
  
(2017/05/04 投稿)

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