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 先日、さいたま市図書館友の会主催の講演会
 「北沢楽天と”表現の自由”について」の記事を
 書きましたが、
 その時の講演者、さいたま市の漫画家あらい太朗さんが発案者となった
 映画「漫画誕生」を
 渋谷にあるユーロスペースで観てきました。

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 なので、
 今日は映画のお話。

 監督は新鋭女性監督の大木萌さん。
 デビューは2014年で、この作品が2作め。
 2作めまでかなり時間がかかっているようですが
 この「漫画誕生」も完成までに色々あって
 ようやっと上映にこぎつけた作品です。
 今回の映画は
 日本人で初めて漫画家として成功した
 北沢楽天の生涯を描いていますが
 そもそも北沢楽天という人が有名でないというところがあって
 そのあたりが
 作品を作っていく中で難しかったのだろうと思います。
 その楽天役を
 イッセー尾形さんが演じてくれたおかげで
 作品がより多くの人の目にふれることに
 なったのではないでしょうか。

 しかし、出てくる漫画家の多くは
 昔の漫画家で
 あの岡本一平だって
 今の人にはわからないかもしれない。
 映画の最後に
 これらの漫画家の紹介、
 例えば近藤日出造とか小川治平の名前と業績といったことが
 入るのですが
 やはり観ている中ではわからないストレスが
 どうしても出てきます。
 映画の中で
 ナレーションをどう使うのかは意見がわかれるでしょうが
 そのあたりをうまく表現できなかったかと
 残念です。

 人の一生はやはり長い。
 朝ドラであれば表現できることも
 2時間足らずの映画ではなかなか難しい。
 ならば、思い切って何かにスポットをあてた方が
 作品がするどくなるような気がします。
 この映画でいえば
 楽天と奥さんであるいのさんの関係でしょうね。
 ラストはその関係性がうまく出ていました。
 それに、
 いのさん役の篠原ともえさんが
 とってもいい。
 若い頃から晩年まで一人で演じていて
 全然違和感がなかった。
 それに、いのさんの上品さがとてもよく伝わってきました。

 ラスト近くで
 晩年の北沢楽天が愛犬と散歩している神社は
 大宮にある氷川神社ですね。
 そして、その参道を横切る男性役で
 発案者のあらい太朗さんが登場しています。

 映画を観終わったあと
 楽天さんといのさん夫婦を描いた缶バッジを買いました。

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 映画がヒットして
 多くの映画館で上映されればいいですね。

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