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プレゼント 書評こぼれ話

  日本経済新聞の「私の履歴書」
  その人の半生をたどるに
  とても役に立つ一級の読み物です。
  2月11日に届いた
  野村克也さんの訃報のあと
  すぐに「私の履歴書」がないかと知らべると
  さすが野村克也さんだけあって
  ちゃんとありました。
  それが今日紹介する
  『無形の力 私の履歴書』です。
  ここでいう「無形の力」とは
  「情報収集力」「分析力」「観察力」「判断力」といった
  目には見えない力で
  野村克也さんはそれらが大切だと
  書かれています。
  この本にはその他にもいい話がたくさんあるのですが
  一つ書き留めておきます。

    どんな道を進むにしても、
    人間は物事に必死に取り組む時期がないと、
    大成することなどありえないのだ。

  ご冥福をお祈りします。

  さようなら、野村克也さん

  

sai.wingpen  追悼・野村克也さん - 生涯現役の人生だった                   

 日本経済新聞の朝刊の人気コラム「私の履歴書」は功成り名を遂げた著名人、それは政治家や経済人に限らず作家や俳優、スポーツ選手と幅広い、が自身の手でその半生を描くものだ。多くの人はその時点でほとんどの評価が決まっていたりして、このコラムに掲載されることを目ざしている人もいるとか聞く。
 2020年2月11日に84歳で亡くなったプロ野球選手野村克也さんも2005年5月に新聞連載をしている。
 この本はその新聞連載を初出とする単行本である。

 もちろん野村克也さんは連載時の次点ですでに功成り名を遂げたプロ野球選手だった。
 現役を引退したのは1980年、三冠王をはじめてとして本塁打、安打数ともに球史に残る記録を持ち、引退後は弱小球団であったヤクルトを日本一のチームに育てるなど、連載の時点でもう十分すぎるぐらいの経歴をもっていた、
 連載が始まったのはその当時パリーグのお荷物球団だった楽天。
 野村さんの凄さは、この楽天での監督以降、つまり書かれなかった「私の履歴書」第2章があるということだ。

 楽天の監督時代、あのマー君田中将大投手を神の子にまで高めた手腕、後年の代名詞となる「ぼやき」も楽天監督時にマスコミの話題を集めた。
 さらには沙知代夫人が亡くなったあとの切なる想い(この履歴書には沙知代夫人との出会いのことも書かれている)など、この連載以降の「履歴書」も読みたくなる。
 野村克也さんの「生涯一補手」は有名な言葉だが、まさに生涯現役の人生だったといえる。
  
(2020/02/18 投稿)

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