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プレゼント 書評こぼれ話

  今日10月27日から
  読書週間が始まります。(~11月9日)

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  今年の標語は

    最後の頁を閉じた 違う私がいた

  ポスターのイラストを描いた
  しらいたまもさんのこんなコメントを書いています。

   夢中で本を読み進め、最後の頁を閉じるころ。
   それまでとは違う考えをもつようになったり、
   ものの見方をしたりするようになった経験はありませんか?
   そんな、世界をひろげる本との出会いがありますように。

  ちょうどこのイラストの少年がそうでしょうか。
  彼のまわりの景色が少し違って見えているところ。
  そこで、今日は
  長田弘さんの『本という不思議』を
  再録書評で紹介します。
  この書評を書いたのが2002年7月。
  ほとんど20年前です。
  違う私がなれたのかな。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  僕はこのようにして書評を書く                   

 この本には詩人の長田弘さんが書いた、本についての短文がまるで宝石箱のようにつまっています。
 詩人の言葉のひとつひとつが柔らかく、優しく、詩を読んでいるような豊かな時間をくれる。
 こんな本を読んでいると、人生って捨てたものじゃないと思います。

 詩人は書いています。
 「好きな本を贈ることが、心を伝える最良の方法であり、読んだ本について語ることが心を通わす最良の方法であるような時間です」

 本を読むと心が潤います。心がゆったりします。
 そして、そのような幸福を伝えたい気持ちでいっぱいになります。
 私が書評を書いているのは、そんな気持ちからだといえます。
 詩人はこの本の最後にこう書きました。
 読書如何。
  
(2002/07/28 投稿)

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