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プレゼント 書評こぼれ話

  最近次男さんのお嫁さんである
  和田明日香さんとCM共演されている平野レミさん。
  長男さんのお嫁さんは女優の上野樹里さんだし、
  姑平野レミさんは二人の嫁に囲まれ
  実に楽しそうだ。
  きっと天国の和田誠さんも喜んでいるだろうな。
  今日紹介する
  『旅の絵日記』は
  1989年に和田誠さん一家が海外旅行した際の
  記録です。
  もちろん、この時には上野樹里さんも
  和田明日香さんもいませんが。
  でも、こんな素敵な旅をする一家ですから
  今があるのかな。
  そんな風に思ってしまいます。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  素敵な家族ののほほん旅                   

 テレビなんかで昔家族で旅行した土地の映像が映って、今はすっかり大きくなった子供に「昔あそこに行ったこと覚えている?」と聞いても、「うーん、あんまり覚えてない」というそっけない言葉が返ってくることが多い。
 小学生になったばかりだったりして、そりゃ覚えていないだろうが、親はこれでも一生懸命楽しい時間と思い出を作ってあげようと頑張っていたのだけれど。
 まあ、子供が小さい時の家族旅行なんてそんなものかもしれない。

 この本はそんな切ない家族旅行の話だ。
 もっとも、ここに登場する二人の子供たちにとって、「あんまり覚えていない」ということはないかもしれない。
 何故なら、お母さんが一冊の本になるくらいの日記を残してくれているのだし、お父さんが訪れた異国の街の風景をイラストとして描いてくれているのだから。
 お母さんの名前は平野レミ。
 お父さんの名前は和田誠。
 お兄ちゃんは唱、この旅をした1989の夏には中学2年生。
 弟の率は、まだ小学4年生。
 和田一家はこの夏、フランス・スペイン、モナコ、イタリアを巡る旅に出た。(なんとも豪華な!)この本はそんな家族の素敵な夏の思い出を綴ったもの。

 こんなに素敵な海外旅行なのに、かわいそうにお兄ちゃんは夏休みの宿題を持参してのものだし、弟は旅の終わり近くに高熱を出して現地のお医者さんに診てもらうことに。
 異国の風景や食事や風習(何故か家族は行く先々で祭りに遭遇したり)を体験するのだが、案外子供たちの思い出に残るのはそういう普段の生活のようなものかもしれない。
  
(2022/02/24 投稿)

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