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 かえるを苦手という子供も多いだろうが、その一方でキャラクターとしてのかえるは人気者だ。
 おじいちゃんおばあちゃん世代にも人気のあったコルゲンのケロちゃんなんかは、
 今でも子供たちに人気があったりする。
 大きな目、大きな口、あたりがかわいいのかもしれない。

  

 そんなかえるの世界に本屋があったらどうだろう。
 やぎたみこさんの『かえるのほんや』は、子供たちが大好きなかえるたちを主人公にして、
 その活躍の舞台を本屋さんに設定した、子供のお話し会にぴったりの絵本に仕上がっています。
 何しろ、かえるの子供のおたまじゃくし向けにお話し会なんかしたりしているのですから。
 お話し会ではどんな本を読んでいるかというと、
 小さい子向けと足がはえてきた少し大きな子向けの本を変えていたりして、
 人間の世界顔負けの、気配りをしている。
 かえるたちの本はどうして作っているのだろう。
 ほんやの奥が出版社みたいになっていて、かえるの本ができるまでのいろんな工程を知ることができる。
 そこでは作家のかえるとか絵描きのかえるとか集まって、新しい本づくりの会議をしたりしている。
 アイデアが浮かばないかえるたちの前に、白い犬が迷い込んできて、さて、どうなる?

 やぎさんのやさしい色づかいと、楽しいアイデア満載のこの絵本の巻末には
 「かえる文字」の一覧まで付いています。
 あなたなら何文字読めるだろうか。

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