11/01/2022 漱石山房記念館に行ってきました - 猫の墓もありますよ

ならやっぱりこの人の記念館も行かないとと出かけたのが
東京・早稲田にある漱石山房記念館。

夏目漱石(1867~1916)は、
亡くなるまでの9年間をこの早稲田の地で暮らしていて
新宿区はそこを整備し、記念館をつくりました。

「漱石山房」というのは、
当時漱石の家をそう呼んでいたそうです。

漱石の書斎を再現したコーナーがあります。
文机のまわりをたくさんの本が並んでいて
さすが文豪といわれた人の書斎はちがいます。
館内は猫が案内してくれていて

2階に漱石関連の資料が展示されています。
ちょうど行った時は、
「夏目漱石と芥川龍之介」という特別展も開催(~11/27)していて
龍之介から漱石、漱石から龍之介に宛てた書簡などが
展示されていました。
龍之介の書簡のはじまりに「先生」とあるのが
印象的でした。

漱石が暮らしていた当時にもあった
芭蕉や柘榴なども植わっています。

中でも芭蕉は、英名がジャパニーズ・バナナといわれ
バナナに似た実もつきます。
この芭蕉、秋の季語でもあります。
芭蕉ならん思ひがけなく戸を打つば 夏目 漱石


ここには漱石の『吾輩は猫である』のモデルとなった
あの猫の墓があります。

もっともこの墓のもととなった石塔は
漱石が亡くなってから作られたようです。
もちろん、漱石にとって
作家の道をつくってくれたという猫は
その名のとおり「福猫」だったことは
間違いありません。

一度は行ってみたかった文学館でしたから
大満足の秋晴れ散歩でした。

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