11/12/2022 永遠の妖精・オードリー・ヘップバーンのこの1本! - 映画「いつも2人で」の話

馬場康夫さんの『この1本! 超人気映画シリーズ、ひとつだけ見るならコレ』から。
あの本の中に、
「オードリー・ヘップバーン作品」ならこの1本という章があって、
19本の主演作品の中から「この1本!」が紹介されています。
オードリー・ヘップバーンなら当然
「ローマの休日」(1953年)と思うでしょう。
もちろん、「必見」のコメントがつく作品で
私のような昭和30年や40年世代にとって
この作品を観ていない人なんかいないのじゃないかな。
私なんかDVDまで持っている。
ところが、この作品を「この1本!」にしないところが
馬場康夫さんのセンスで、
選ばれたのは1967年公開の「いつも2人で」。
さっそくTSUTAYAでレンタルして観ました。
今日は「いつも2人で」の話です。

スタンリー・ドーネン監督作品。
スタンリー・ドーネン監督はオードリーとの相性がよく、
「パリの恋人」「シャレード」もこの監督作品。
「いつも2人で」は
オードリーとアルバート・フィニー演じる一組の夫婦の
出会いから次第に心が離れ、やがて互いの浮気の発覚、
そしてなんとかその危機を乗り込えるまでを
6つの時間軸をたくみに映像化した作品。
観ていて、え? これいつの頃の2人? とあたふたすることもあるが
全体的にはそれすらおしゃれにできている。

なんと水着姿まで見せてくれる、貴重な作品。
なにしろデビュー間もない頃、
ビリー・ワイルダー監督に
「オードリー・ヘップバーンは、たったひとりで、
豊かなバストを過去のものにするだろう」といわれた女優だから
そのスレンダーな水着姿は必見。
馬場さんの本に
村上春樹さんもオードリーの作品の最高傑作と評価していたと
書かれていました。
でも、私がオードリー・ヘップバーン作品の「この1本!」を選ぶなら
やっぱり「ローマの休日」だな。

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