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 もしドラえもんのタイムマシーンに乗せてもらえるなら、
 ぜひ行ってみたいところがあります。
 昭和29年の10月30日の、
 東京・豊島区椎名町(現在の南長崎)にあった
 木造二階建てのアパート、トキワ荘
 この日、富山から漫画家になる夢をもった2人の若者が
 トキワ荘に引っ越してきます。
 安孫子素雄(のちの藤子不二雄A)と
 藤本弘(のちの藤子・F・不二雄)の20歳の若者です。
 のちに、何人もの有名な漫画家を生み出すことになるトキワ荘は
 残念ながら、1982年に解体されました。
 それから、40年近い時間を経て、
 漫画の聖地として復元されました。
 11月25日、念願の「トキワ荘マンガミュージアム」に行ってきました。

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 玄関をはいって、
 まずは入場料を払います。
 現在は特別企画展「藤子不二雄Aのまんが道展」が開催中(~3/26)で
 大人500円です。
 でも、入館特典の缶バッジがついてます。

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 靴を脱いで、当時のままの階段をトントンと2階へ。
 最初に目につくのが台所。
 いわゆる共同炊事場です。

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 そして、その向いの14号室にいました、いました。
 藤子不二雄先生がただいま執筆中です。

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 四畳半の部屋は今の感覚でいえば
 けっして広くありません。
 そこで最初二人で暮らすことになります。
 のちに隣の部屋が空いて、別々に住みますが。
 このトキワ荘でともに暮らした仲間たち、
 寺田ヒロオ赤塚不二夫石ノ森章太郎鈴木伸一、など
 おそらく彼らがいなければ
 漫画の世界も随分ちがったことでしょう。

 1階に降りて、特別企画展を見ましょう。

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 藤子不二雄Aさんは今年(2022年)の4月6日に
 亡くなられたばかり。
 「怪物くん」や「忍者ハットリくん」の人気作がありますが、
 なんといっても「まんが道」は忘れられません。

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 この漫画のおかげで
 昭和30年代のトキワ荘の様子がよくわかります。
 帰りに完全保存版の「まんが道大解剖」を購入。

 先をいそぎます。
 というのも、このトキワ荘マンガミュージアムから
 歩いて5分ばかりのところに
 11月に「昭和レトロ館」ができたばかりで、
 ここも必見の場所。

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 「これも学習マンガだ」展を開催されています。

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 そこで展示されている漫画は
 読むこともできるとか。
 いいな、こういう施設。
 マンガの力を実感できます。

 そこから数分。
 有名な「松葉」というラーメン屋さんの前の路地をはいると
 トキワ荘跡地のモニュメントがあります。

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 まさにここからまんが道が始まるのです。
 念願かなったトキワ荘見学。
 満足の小さな旅でした。

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