01/01/2023 2023年の年のはじめに




もうそんなになるのかという思いと
またぞろ増加している感染拡大への不安。
コロナとともに生きるしては
まだそんなに余裕があるわけではない。

暮れもおしせまった21日の朝日新聞朝刊に
評論家の川本三郎さんの寄稿文が載っていた。
タイトルは「思い出して生きること」。
2022年に78歳になった川本さんは2007年に
奥さんを癌で亡くされた。
「14年間なんとか生きている。悲しみや寂しさと共にあったからではないか」
と綴っている。
その寄稿文の最後にこうある。
「年を取ることの良さのひとつは、「思い出」が増えることだろうか。」
そして、こう書いて締めくくった。
思い出は老いの身の宝物である。
私は今年68歳になる。
老いというには早すぎるかもしれない。
けれど、川本さんの思いはよくわかる。
今年一年、また新しい「思い出」を増やす時を重ねる。

『歳時記』を開くと「初卯」という季語を見つけた。
正月最初の卯の日のこと。またはその日に神社に詣でること。
前髪に初卯戻りの御札かな 高田 蝶衣
いい句と比べようもないが、
今年の年賀状にいれた私の一句。
年賀状ときに俳句のひとひねり
どうもいけない。
いくつになっても、ひとひねりのままだ。

どんな本に出会えるだろう。
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