05/09/2023 雑誌を歩く - 「[月刊モエ」MOE」6月号:今、らんまんな牧野富太郎の大特集です

植物学者牧野富太郎博士をモデルにした作品ですが、
高知篇から活躍の舞台が東京へと移っていくところです。
ちなみに「らんまん」という言葉、
漢字で書くと「爛漫」、
意味は「花の咲き乱れるさま」と『広辞苑』に出ています。
「らんまん」なのは朝ドラのタイトルだけではありません。
本屋さんに行くと、牧野富太郎博士の関連本が
それこそ、らんまん。
そんな中、先日発売になった「絵本のある暮らし[月刊モエ]MOE」6月号も
表紙にドーンと
らんまんな人生をドラマと楽しむ 牧野富太郎
とあります。
さっそく「[月刊モエ]MOE」6月号(930円)を歩いてみましょう。

何しろ、「草木が好きであることが私の一生涯の幸福であった」と
語ったくらいの牧野博士ですから。
まず登場するのが、朝ドラ「らんまん」で主人公の槙野万太郎を演じている
神木隆之介さんのインタビュー。
のっけから読ませます。
牧野富太郎という人物についてよく知らないという人には、
「キーワードで知りたい牧野富太郎のAtoZ」が役に立ちます。
例えば、「B」の項目では朝ドラに出てきた「バイカオウレン」という花のことだったり、
「D」では「Drawing 植物図」といったように
各項目ごとに図版がついてよくわかります。
「植物図」に関していえば、
牧野博士の偉業のひとつが「正確で緻密な植物図を描く」ですから
見ごたえがあります。

簡単な略歴を紹介しています。
94歳まで生きた牧野博士の波乱万丈な人生を辿ることができます。

牧野植物園のある「高知の旅」と
先日私も訪れた東京・練馬の「牧野記念庭園」が紹介されています。

「牧野富太郎の植物図クリアファイル」が付録として付いています。
しかも、このクリアファイルの裏面は
牧野博士が少年時代につくった15の勉強心得が載っています。
例えば、こんなふう。
一 忍耐を要す 忍耐強くあること
二 精密を要す 正確であること
三 草木の博覧を要す 草や木をたくさん観察すること
といったように、15ヵ条になっています。

今月号の「[月刊モエ]MOE」は、絶対お買い得です。

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