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 NHKの連続テレビ小説(通称 朝ドラ)「らんまん」
 植物学者牧野富太郎博士をモデルにした作品ですが、
 高知篇から活躍の舞台が東京へと移っていくところです。
 ちなみに「らんまん」という言葉、
 漢字で書くと「爛漫」、
 意味は「花の咲き乱れるさま」と『広辞苑』に出ています。
 「らんまん」なのは朝ドラのタイトルだけではありません。
 本屋さんに行くと、牧野富太郎博士の関連本が
 それこそ、らんまん。
 そんな中、先日発売になった「絵本のある暮らし[月刊モエ]MOE」6月号も
 表紙にドーンと

   らんまんな人生をドラマと楽しむ  牧野富太郎

 とあります。
 さっそく「[月刊モエ]MOE」6月号(930円)を歩いてみましょう。

  

 この号の巻頭大特集は「牧野富太郎 I LOVE💛植物」です。
 何しろ、「草木が好きであることが私の一生涯の幸福であった」と
 語ったくらいの牧野博士ですから。
 まず登場するのが、朝ドラ「らんまん」で主人公の槙野万太郎を演じている
 神木隆之介さんのインタビュー。
 のっけから読ませます。
 牧野富太郎という人物についてよく知らないという人には、
 「キーワードで知りたい牧野富太郎のAtoZ」が役に立ちます。
 例えば、「B」の項目では朝ドラに出てきた「バイカオウレン」という花のことだったり、
 「D」では「Drawing 植物図」といったように
 各項目ごとに図版がついてよくわかります。
 「植物図」に関していえば、
 牧野博士の偉業のひとつが「正確で緻密な植物図を描く」ですから
 見ごたえがあります。

 「花あればこそ我もあり 牧野富太郎伝」という記事では
 簡単な略歴を紹介しています。 
 94歳まで生きた牧野博士の波乱万丈な人生を辿ることができます。

 さらに特集では牧野博士をめぐる旅の誘いとして
 牧野植物園のある「高知の旅」と
 先日私も訪れた東京・練馬の「牧野記念庭園」が紹介されています。

 さらにうれしいことにこの号には
 「牧野富太郎の植物図クリアファイル」が付録として付いています。
 しかも、このクリアファイルの裏面は
 牧野博士が少年時代につくった15の勉強心得が載っています。
 例えば、こんなふう。

   一 忍耐を要す  忍耐強くあること
   二 精密を要す  正確であること
   三 草木の博覧を要す 草や木をたくさん観察すること

 といったように、15ヵ条になっています。

 知れば知るほど面白い、牧野富太郎博士。
 今月号の「[月刊モエ]MOE」は、絶対お買い得です。

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