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 購読している朝日新聞の文字が5月1日から大きくなりました。
 12年ぶりだそうです。
 年を重ねてくると、活字が小さいのはつらいですから
 大きくなるのはありがたい。
 若い頃に買った文庫本などを開くと、文字が小さいのに驚くことがあります。
 その点、新装版になれば活字が少しは大きいですから
 ついそちらで読みたくなります。

  

 漫画家東海林さだおさんは1937年生まれですから、
 この本のタイトル『ショージ君、85歳。老いてなお、ケシカランことばかり』に、
 年齢詐称の疑いはありません。
 でも、それは2023年1月刊行だからいえることで、
 2024年になっても、2025年になっても、「ショージ君、85歳」でいくのか、
 それって年齢詐称じゃないか、ケシカラン!
 と、きっとパンツにも腹を立てる東海林さんなら怒り出しそうだけど。

 この本にはかつて東海林さんが食べ物エッセイやもろもろのエッセイで書いた
 「老い」をテーマにした作品を集めたアンソロジーで
 ありがたいことに活字が大きいのです。
 なんだか新刊の顔して、実は昔のエッセイではないかとつい怒りたくなりましたが、
 活字が大きいから
 許しちゃいます。
 この方が絶対読みやすい。
 それに、巻末に東海林さんのインタビュー「85歳のヨタ話」もあったりするので
 全然許しちゃいます。

 このインタビューの中で、
 85歳の東海林さんはこんなことを言っている。
 「どれだけ好奇心を持っていられるかの差で、年をとってからは、生き方自体に大きな差が出てくる。
 「好奇心とユーモア、すごく大事だと思うな、人生を楽しく過ごすためにはね。
 名言です。

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