
12年ぶりだそうです。
年を重ねてくると、活字が小さいのはつらいですから
大きくなるのはありがたい。
若い頃に買った文庫本などを開くと、文字が小さいのに驚くことがあります。
その点、新装版になれば活字が少しは大きいですから
ついそちらで読みたくなります。

この本のタイトル『ショージ君、85歳。老いてなお、ケシカランことばかり』に、
年齢詐称の疑いはありません。
でも、それは2023年1月刊行だからいえることで、
2024年になっても、2025年になっても、「ショージ君、85歳」でいくのか、
それって年齢詐称じゃないか、ケシカラン!
と、きっとパンツにも腹を立てる東海林さんなら怒り出しそうだけど。

「老い」をテーマにした作品を集めたアンソロジーで
ありがたいことに活字が大きいのです。
なんだか新刊の顔して、実は昔のエッセイではないかとつい怒りたくなりましたが、
活字が大きいから
許しちゃいます。
この方が絶対読みやすい。
それに、巻末に東海林さんのインタビュー「85歳のヨタ話」もあったりするので
全然許しちゃいます。

85歳の東海林さんはこんなことを言っている。
「どれだけ好奇心を持っていられるかの差で、年をとってからは、生き方自体に大きな差が出てくる。」
「好奇心とユーモア、すごく大事だと思うな、人生を楽しく過ごすためにはね。」
名言です。

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