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 今日は節分
 明日が立春で、冬と春の今日が境目。
 豆まきをする大きな声も聞かれなくなって久しいですが、
 それでも豆まきの風習は残っているようです。
 年の数だけ豆を食べるのも昔からで、
 さすがに今の自分の年の数まで食べきれません。

   年の豆わが半生のひと握り      長田 蘇木

 今週の木曜(2月1日)、映画雑誌「キネマ旬報」から
 第97回キネマ旬報ベストテンが発表されました。
 日本映画の1位が「せかいのおきく」(阪本順治監督)で、
 外国映画の1位が「TAR(タアー)」(トッド・フィールド監督)。
 主演男優賞役所広司さん、
 主演女優賞趣里さん。
 趣里さんといえば、お父さんは水谷豊さんで
 水谷さんも1976年に「青春の殺人者」(長谷川和彦監督)で主演男優賞を受賞していて
 親子で歴史ある映画賞の主演賞を受賞したことになります。
 今日は外国映画で1位となった映画「TAR(タアー)」の話をしましょう。

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 映画「TAR(タアー)」は2022年公開のアメリカ映画。
 日本での公開が2023年5月になったので、今回のベストテンの対象になりました。
 「タアー」というのは、主演のケイト・ブランシェット演じる主人公の名前。
 この映画、なんといってもケイト・ブランシェットがすごい。
 何しろ、監督で脚本も手掛けたトッド・フィールド
 ケイト・ブランシェットを念頭にして書いた作品だから、
 彼女なしでは成立しなかった作品。

 主人公のリディア・ター(ケイト・ブランシェット)は、
 ベルリン・フィルで、女性として初めて首席指揮者に任命された女性。
 類まれな才能は時に激しく人にあたり、やがて彼女の指導に耐えれなくなる人も。
 次第に彼女は狂気に陥っていく。

 ターは私生活では同性のパートナーと暮らすレズビアンという設定で、
 そうなるとケイト・ブランシェットが主演した名作「キャロル」(2015年)を
 つい思い出します。
 私がケイト・ブランシェットに魅かれた作品が「キャロル」で
 その冷たい風貌と知的なイメージが好きです。
 その意味ではこの「TAR(タアー)」も、彼女にぴったりの作品です。
 評によっては、ミステリー映画のように書かれることもあるようですが、
 私には深い人間を描いた作品に思えました。

 なにより、キネマ旬報ベストテン外国映画1位おめでとうございます。

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