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プレゼント 書評こぼれ話

  昨日(3.24)のWBC決勝戦、日本対韓国戦、見た人多いでしょうね。
  私なんか、小心者だから、もうこわくてこわくて、9回裏なんかは
  見れませんでしたね。
  でも、日本人というのはこういうことにはすごく熱中しますね。
  日頃野球など見ない人まで、夢中になってるような感じがします。
  野球の本というのもたくさんあるのですが、
  私はあまり読んでいませんね。
  スポーツノンフィクションとかで、野球を取り上げた名作も多いですよね。
  山際淳司さんの『江夏の21球』とか。
  それで、今日は野球の本の書評を、と昔の「読書ノート」から
  探しました。
  数少ないのですが、結局『「巨人の星」の謎』っていう本にしました。
  1993年11月に読んでいます。
  本のイメージがなかったので、
  「巨人の星」の漫画表紙をつけました。
  
  

巨人の星 (6) (講談社漫画文庫)巨人の星 (6) (講談社漫画文庫)
(1995/07)
梶原 一騎川崎 のぼる

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sai.wingpen  祝 WBC優勝                 

 ワァッ~、ザァッザァッ、カーン、♪ジャーァン、ジャーン、ジャジャジャーン・・・と、わけのわからないこの擬音は、アニメ「巨人の星」の最初の音である。このあとに、あの有名な♪思い込んだら試練の道を、で始まる主題歌が続く。
 そう、私は「巨人の星」の大ファンだった。
 アニメは毎週土曜日夜七時、読売TV(関東だと日テレ系)で放映されていた。スポンサーは大塚製薬。河崎実の『「巨人の星」の謎』によれば、昭和四十三年三月三十日から四十六年九月十八日まで放映されていたとあるから、私が十三歳の頃のことだ。終わったのが、十六歳の頃、あまり最後の方は見ていなかったのではないかしら。

 「巨人の星」から学んだことはたくさんあるが、なかでも坂本竜馬の逸話として紹介されていた「たとえドブの中でも前のめりに死にたい」には、感動したものだ。後年、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』を読んだが、こんな話出ていなかったが、原作者の梶原一騎の創作だったのだろうか。

 そして、日高美奈との純愛。日南海岸での、二人のシーンはいまでも忘れない。飛雄馬が空の星を指さして「あれが僕の巨人の星です」って言うと、美奈がすぅーと人差し指を飛雄馬の目の前に突き出す。彼女の爪の中に、一点黒い星がある。「死の星です」と、美奈が自分の病気を告白する場面である。こうして、思い出しながら書いていても、泣ける。
 この後、飛雄馬は「笑わば笑え」といいつつ、美奈との愛にのめりこんでいく。そして、美奈の死。

 枯葉舞い散る街を、飛雄馬の背が小さく去って、第一部が終わる。当時、漫画雑誌で、突然終わったのでびっくりした記憶がある。
 もちろん、このあと飛雄馬は復活するのだが。それはまた別の機会に。
  
(1993/11/19)

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