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プレゼント 書評こぼれ話

  今日で4月もおしまい。
  私にとっては
  あんましいい4月ではなかったなぁ。
  でも、それでも
  こうして毎日まいにちが過ぎていく。
  明日から気分を変えて
  爽やかな5月になればいいのですが。
  さて、今日の絵本は
  ダニエル・カークさんという
  アメリカの絵本作家が書いた『としょかんねずみ』。
  絵そのものはいささか古っぽい感じがしますが
  とっても素敵なファンタジー。
  アメリカ人って
  ミッキーマウスとかトムとジェリーとか
  ねずみって動物が好きですよね。
  日本人とは
  少し違う好みでしょうか。
  さあ、『としょかんねずみ』サムくんの
  活躍をとくと楽しんで下さい。

  じゃあ、読もう。
  
としょかんねずみとしょかんねずみ
(2012/01/16)
ダニエル カーク

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sai.wingpen  こんな素敵なねずみがいる図書館だったら          矢印 bk1書評ページへ

 最近の図書館は設備がとてもいい。採光、バリアフリー、情報インフラ、どれひとつとっても、何十年前のそれと比べようのないくらい、快適な空間を提供してくれます。
 そのかわり、本がもっていた淫靡な感じ、魔術的な空気が少なくなったかもしれない。そう、どちらかというと誰にも読まれずにひっそりと書棚にうずくまっているような、そんな雰囲気。秘め事が誘うような、そんな感じ。感情の迷子がうずくまるような、そんな場所。
 この絵本にそくしていうなら、「としょかんねずみ」がでてきそうな、そんなファンタジーが、少なくなっているような気がします。

 もし、いまの図書館にねずみが走り出そうものなら、たちまち苦情が寄せられ、ねずみ駆除の申し入れがあり、その結果を求める人たちで殺到しそうです。
 でも、この「としょかんねずみ」は撃退してはいけません。だって、図書館を利用する子供たちの人気者なのですから。
 もっとも、子供たちは素敵な物語を書く覆面作家トムが、図書館に住むねずみだなんて知らないのですが。

 主人公のサムは図書館に住むねずみ。利用者がいなくなる夜は、図書館はサムだけのもの。そこで、サムは毎晩まいばん本を読んで暮らしています。
 ある時、サムは「じぶんでも ほんを かいてみることにしたのです!」。しかも、その本が子供たちに大人気。やがて、サムって誰だろうってみんなが探し始めます。
 自分がねずみだってわかれば、みんな大騒ぎするでしょう。賢いサムはここで素晴らしいアイデアを思いつきます。
 さあ、「としょかんねずみ」サムのアイデアって何でしょう。

 本当にすてきな図書館にはきっとこの絵本にでてくるサムのような「としょかんねずみ」がたくさんいるにちがいありません。
 読んだことのない本のすきまに、サムが書いたハラハラドキドキするような物語がたくさんはさまっているでしょう。
 だから、図書館で迷子になるくらい本をさがしてみたくなる、これはそんな絵本です。
  
(2012/04/30 投稿)

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