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プレゼント 書評こぼれ話

  今日で連休もおしまい。
  明日からまた学校や会社。
  いやだな、って思っている人
  たくさんいるんじゃないかな。
  私もその一人。
  果たして会社に行くこと、
  できるのかって。
  こんなおじさんが悩むのですから
  子供たちが行きたくないっていうのも
  わかりますよね。
  まあ、今日一日で
  どう気分を変えれるか。
  まったくこの世は、
  やれやれ、
  ですね。
  今日紹介する絵本は
  デイヴィッド ルーカスという人が書いた
  『みつけたね、ちびくまくん!』。
  皆さんは
  この連休で何をみつけました?
  でも、知ってますか?
  何も見つけなくっても
  ちっとも構わないんですよ。

  じゃあ、読もう。
  
みつけたね、ちびくまくん!みつけたね、ちびくまくん!
(2009/10)
デイヴィッド ルーカス

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sai.wingpen  なにか たのしいこと、みつかった?           矢印 bk1書評ページへ

 本を読む時はいつもゴキゲンというわけではない。
 時にはフサギ虫に全身を噛まれていたりする。もううるさいったらありゃしない、なんてその虫を払うこともできない時にも、本を読む。
 そういう時にやってきた本はかわいそうだと思わないでもないが、こちらはなんとかその虫を追い払いたいから本を開くわけで、本になんとか人命救助をお願いしたい気持ちだ、大げさだけど。。

 この絵本、なんとかなく、助けてくれるんじゃないかという期待感? が、表紙に漂っている。
 こういう素朴な線がいい。それに題名だって、「ちびくまくん」が何を「みつけた」のか、気になってくる。
 ぶんぶん飛んでいるフサギ虫の攻撃をかわそうと、ページを開く。主人公の「ちびくまくん」が、「なあーんにも することが ないや」って座っている。
 なんだ、「ちびくまくん」だって、タイクツ虫に襲われているじゃないか。
 おとうさんくまとお散歩にでても、「やっぱり なんにも ない」。

 でも、ふたりは、くまだから二頭というべきだろうか、道端で一本の棒を見つける。彼らが見つけたのは、どんな 宝物でもなくて、たった一本の棒。
 それを、「ぽきん」と折って、互いに一本ずつ。
 二頭は、この棒で、まず、地面に線をかく。つまり、二本の線。
 それが、いつのまにかはしごになって。
 それを、空へと立てかかる。
 今度は、空にお舟のような月をかいて、次には空いっぱいに星をかいて。

 いつのまにか、「ちびくまくん」のタイクツ虫はどこかにいっちゃった。
 二頭がかいた、星いっぱいの空から、おうちが小さくみえる。どこかでみたことがあるような、なつかしい匂いのするおうちだ。
 「とんとん!」ってノックすると、なかから、なーんだ、おかあさんくまがでてきた。
 そして、こういうのだ。
 「なにか たのしいこと、みつかった?」って。

 本は、「ちびくまくん」がみつけた、一本の棒みたいなところがあって、そのページから色々なものがあふれだしてくる。うれしさだとか、悲しみだとか、くやしさだとか、奮い立つ気持ちとか。
 そして、最後にきっと、こういうのだ。
 「なにか たのしいこと、みつかった?」って。
  
(2012/05/06 投稿)

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