2008-12-13 Sat
![]() | センセイの鞄 (2001/06) 川上 弘美 商品詳細を見る |
新作の前に
bk1書評ページへこの本を読んでからどれくらい経つだろうか。
読後の、せつない気分がまだ心のどこかにあって、それが時々たまらなくなる。
きっとそんな切なさを捜して、あれから何冊も川上弘美の本を読んできた。
「神様」もよかった。
「おめでとう」もよかった。
でも「センセイの鞄」の世界にはまだ遠かった。
それでいて、この本に戻るのも怖くて。
もし、あの時の切なさがなくなっていたら、次はどこに帰ればいいのだろう。
そんな時、新作「パレード」の記事を見た。
それで、少し勇気がでた。
新作を読む前に、もう一度、「センセイの鞄」を読んでみようって。
それで、またお酒を少々飲みたいな
(2002/04/27 投稿)
書評こぼれ話再録。
これが、私の、bk1書店への、記念すべき? 第一作です。
すごく短いですが、投稿した時はもっと長かったと思います。
bk1書店のシステムの都合だと思うのですが(もしちがったらごめんなさい)、
その頃投稿した作品はエッセンスだけ残して短くなっています。
残念ですが。
何しろ2002年の投稿ですからね。もう六年も前の頃です。
もともと「読書ノート」はつけていました。
そのために当時高価だったワープロまで買っちゃったくらいです。
でも、時代がワープロからパソコンに変わって、
自分の「読書ノート」をどうしようかと迷っていた時に、bk1書店が
読者の書評を受け付けていたことを知って、投稿を始めたんです。
そして、これが最初の投稿になった訳ですが、
しかも川上弘美さんの『センセイの鞄』というところが、
自分らしいというか、ちっとも変わらないな、という気がします。
そういうことを味わえるのも、こうして書評として書きとめているから。
そういう習慣のない人には、ぜひ、「読書ノート」を書くことをお奨めします。
もうひとつ書いておくと、書評の中で『センセイの鞄』を再読しようかな、と
書いていますが、実はまだ再読できていないんですよね。
何故。
この書評に書いたままなのです。
いつか。いつか。




