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プレゼント 書評こぼれ話

  最近の円安・株高には
  目を見張るものがあります。
  民主党から自民党に政権が交代しただけで
  これほどに経済は左右されるものか、
  それとも安倍総理のリーダーシップの賜物なのか
  なんだかプチバブルのようで
  怖くもあります。
  今の若い人は
  バブルといわれても
  経験したこともないし、
  よくわからないかもしれません。
  私だって、
  特段その時代にバブルだったという
  ことはなかったように思います。
  バブルといっても
  その恩恵を受けた人と
  そうでない人が
  いるのです。
  そんなつい最近のこともわからなくなっている時代だからこそ、
  池上彰さんの東工大講義シリーズ第2弾
  『この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」』を
  勉強するのはいいことです。
  政権の変遷など
  へええと思うこと間違いありません。
  さて、本書を読み終わって
  皆さんは今はバブルだと思うでしょうか。

  じゃあ、読もう。

この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」 池上彰教授の東工大講義この日本で生きる君が知っておくべき「戦後史の学び方」 池上彰教授の東工大講義
(2013/03/27)
池上 彰

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sai.wingpen  こんな時代を生きてきました                   

 もっと大学で勉強しておけばよかった。
 学校を卒業してから30年以上経ちますが、だからこそかもしれませんが、そう思います。
 勉強しなかった、後悔なのか反省なのか、社会人になってから何年も卒業できない夢を見ていたことがあります。あれは何だったのかしら。
 大学で勉強しなかったのは、多分目標が曖昧だったからでしょう。できれば、あの教授の授業を聴いてみたいとか、この分野を極めてみたいとか、といったはっきりとした目標があればよかったのでしょう。
 例えば、池上彰先生の生の授業を受けたいから、東京工業大学を受験するとか。

 この本は池上彰さんが東工大で行った講義をまとめた『この社会で戦う君に「知の世界地図」をあげよう』に続く、講義録の第二弾です。
 テーマは戦後の日本史。
 「現代史」ともいうのですが、高校の歴史の授業でも、古代から始まって三学期終了間際になって、「まだ明治じゃないか」なんて駆け足で教えられた時代です。ひどい時には、「君たちの時代だからわかるよね」なんてはしょられる時代でもあったはずです。
 遠い昔も大事ですが、それでも聖徳太子や源頼朝が何をしたかよりは案外戦後人々がどう暮らしたかの方がより身近に感じられる歴史のありようだったかもしれません。
 池上先生はそのあたりのことをしっかり教えています。

 15コマの授業で取り上げているのは、「原子力」「復興」と東日本大震災に関連づけたもの(「復興」とは戦後の焦土からの復興です)や「バブル」(2012年暮れの自民党政権復権と安倍政権によるアベノミクスという最新の話題もここでは取り上げられています)といった内容です。
 講義の中で、池上先生はしばしば「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉を使っています。
 「歴史に学び」ためには、そのことの本質を知る必要があります。
 現代史だからといって、すべての本質が明らかではないのです。池上先生の講義で教えられたことはたくさんあります。
 東工大の学生だけに、池上先生の授業を独占させるのはもったいない。
 特に、学生時代に勉強を怠けたと反省している人にはうってつけの、日本の「戦後史」の学びだと思います。
  
(2013/05/15 投稿)

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