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足 いやぁ、GW(ゴールデンウィーク)真っ盛りですね。
 せっかく新緑に光がはねる、いい季節なんですから、
 本なんか読んでいないで、外に出ないと。
 あ、これ、私でした。
 すみません。

 ということで、今日は今東京両国にある「江戸東京博物館」で開催されています、
 「生誕80周年記念特別展 手塚治虫展 未来へのメッセージ
 に行ってきましたので、そのレポートです。

本 手塚治虫さんのことは、「私の好きな作家たち」の第5回めにも書きましたが、
 
手塚展 手塚さんが亡くなったのは20年前の1989年、
 今から思えば、まだ60歳だったんですね。
 手塚さんが生きていたら、どんな新しい作品を描いたのでしょうね。
 で、生誕80周年ということで、
 開かれているのが、この展覧会。
 入場料は大人1300円ですから、少し高いかなと、思ったあなた、
 そんなことありませんよ。
 充実の1300円。おつりがきます、1500円払ったら。(うふふ

本 会場はいくつかのテーマに区切られています。
 最初は豊中時代の幼少の頃。
 図鑑そのものの、手書きの昆虫図が展示されています。
 私はこれを最初に見たのは、「手塚治虫記念館」(宝塚市)でした。
 もう、びっくり。やっぱり手塚は天才なんだと、その時、
 思いましたよ。
 さらに、手塚の「医師免許証」、「愛用のベレー帽」とか続くなかで、
 うれしかったのが、TV映画『マグマ大使』の着ぐるみがあったこと。
 江木俊夫さん(フォーリブズですよ)が主人公の少年。
 地球の平和が脅かされた時に、「マグマ大使~!」って、
 笛を♪ピロピロピーって吹くんですよね。
 すると、マグマ大使がやってくる・・・おっと、
 先を急ぎましょう、ね。

本 次がアニメのコーナー。
 もちろん『鉄腕アトム』の、あのイントロダクション映像が(提供 明治製菓もばっちり)
 常時流れています。
 そして、ああ、あの、あの、あの、カラーアニメ『ジャングル大帝』も、
 あの時のまま、♪アア~、ア~って見れますよ。
 私の気分は、もう「タイムトンネル」でゲス。

 そして、あの雑誌『COM』創刊号もばっちり展示されています。

本 あと、『ブラックジャック』とか『火の鳥』のテーマで展示されています。
 どのコーナーでもそうなんですが、
 手塚の原画がいっぱい。
 うれしいですよね、わくわくしますよね。
 さらにうれしいのは、「再生」というテーマで、
 手塚の死後描かれた滝沢直樹さんの『プルートウ』の原画が見れること。
 もちろん、浦沢直樹さんといえば、「ケンジくん、遊びましょ」の
 「20世紀少年」の作者でもあります。

 さらに、さらに、あの「マーブルチョコレート」にも逢えちゃったりして。
 しかも、「アトムシール」も見れます。
 筒状の容器に「シール」がはいっていましたから、
 なかなか取り出せなくて、
 まずは中のチョコレートを全部出して、
 取り出したシールは少し丸まっていて。
 あの「シール」の「ウランちゃん」はなんて可愛かったんでしょう。

本 この展覧会、テーマは「未来へのメッセージ」。
 でも、私にとっては「過去からのメッセージ」。
 ああ、地面いっぱいに「アトム」の絵を描いたのは、いつの頃だったか。

      手塚展2
 
足まったく、涙が出そうなくらい、素敵な展覧会でしたよ。
 この展覧会、6月21日まで。
 お近くの人はぜひ行ってみては、
 いかが。
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