04/29/2009 「手塚治虫展」に行ってきました

せっかく新緑に光がはねる、いい季節なんですから、
本なんか読んでいないで、外に出ないと。
あ、これ、私でした。
すみません。
ということで、今日は今東京両国にある「江戸東京博物館」で開催されています、
「生誕80周年記念特別展 手塚治虫展 未来へのメッセージ」
に行ってきましたので、そのレポートです。


今から思えば、まだ60歳だったんですね。
手塚さんが生きていたら、どんな新しい作品を描いたのでしょうね。
で、生誕80周年ということで、
開かれているのが、この展覧会。
入場料は大人1300円ですから、少し高いかなと、思ったあなた、
そんなことありませんよ。
充実の1300円。おつりがきます、1500円払ったら。(うふふ)

最初は豊中時代の幼少の頃。
図鑑そのものの、手書きの昆虫図が展示されています。
私はこれを最初に見たのは、「手塚治虫記念館」(宝塚市)でした。
もう、びっくり。やっぱり手塚は天才なんだと、その時、
思いましたよ。
さらに、手塚の「医師免許証」、「愛用のベレー帽」とか続くなかで、
うれしかったのが、TV映画『マグマ大使』の着ぐるみがあったこと。
江木俊夫さん(フォーリブズですよ)が主人公の少年。
地球の平和が脅かされた時に、「マグマ大使~!」って、
笛を♪ピロピロピーって吹くんですよね。
すると、マグマ大使がやってくる・・・おっと、
先を急ぎましょう、ね。

もちろん『鉄腕アトム』の、あのイントロダクション映像が(提供 明治製菓もばっちり)
常時流れています。
そして、ああ、あの、あの、あの、カラーアニメ『ジャングル大帝』も、
あの時のまま、♪アア~、ア~って見れますよ。
私の気分は、もう「タイムトンネル」でゲス。
そして、あの雑誌『COM』創刊号もばっちり展示されています。

どのコーナーでもそうなんですが、
手塚の原画がいっぱい。
うれしいですよね、わくわくしますよね。
さらにうれしいのは、「再生」というテーマで、
手塚の死後描かれた滝沢直樹さんの『プルートウ』の原画が見れること。
もちろん、浦沢直樹さんといえば、「ケンジくん、遊びましょ」の
「20世紀少年」の作者でもあります。
さらに、さらに、あの「マーブルチョコレート」にも逢えちゃったりして。
しかも、「アトムシール」も見れます。
筒状の容器に「シール」がはいっていましたから、
なかなか取り出せなくて、
まずは中のチョコレートを全部出して、
取り出したシールは少し丸まっていて。
あの「シール」の「ウランちゃん」はなんて可愛かったんでしょう。

でも、私にとっては「過去からのメッセージ」。
ああ、地面いっぱいに「アトム」の絵を描いたのは、いつの頃だったか。


この展覧会、6月21日まで。
お近くの人はぜひ行ってみては、
いかが。
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