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 近くにありながら
 しかも企画展がしばしば気になりながら
 なかなか足が向かなかった美術館に
 先日やっと行ってきました。
 その美術館は、「うらわ美術館」。
 JR浦和駅から歩いて7~8分のところにあります。
 この美術館が気になっていたのは、
 「本をめぐるアート」を収集方針にしている点。
 本の装幀とかよく考えると
 間違いなくアートですものね。

馬場
 しかも、今回の企画展は
 「11ぴきのねこと馬場のぼるの世界展」。
 『11ぴきのねこ』は子どもたちに今でも愛される名作絵本です。
 その前に、
 馬場のぼるさんのことを少し書くと
 馬場さんは1927年に青森県三戸で生まれました。
 小さい頃から絵を描くのが好きで、
 今回の展示会では馬場さんが子どもの頃に描いた
 スケッチも数点展示されています。
 小学5年の時の「紙ふうせん」なんかは実に見事なものです。
 戦後漫画家として活躍したことを知っている人も
 今は少ないかもしれませんね。
 代表作に「ポストくん」や「ブウタン」がありますが、
 漫画以上にその飄々とした風貌に人気があったのではないでしょうか。
 親友だった手塚治虫さんの漫画の中にも
 何度も登場してきます。

 そして、絵本を描き始めるのですが、
 絵本の中にも「笑い」を取り入れた独特な作風を確立しました。
 もちろん代表作は『11ぴきのねこ』ですが、
 今回の展示会ではそのほかたくさんの絵本原画が
 展示されています。
 題材はちがうのですが、絵はやはり馬場のぼるさんそのもの。
 まさに「馬場のぼるの世界」です。

 私が行ったのはお盆休みの8月13日。
 親子づれが目立ちました。
 熱心にメモする子どもたちや
 子どもたちに説明しているお母さんなど
 きっと夏休みの自由研究で使うのでしょうね。
 いいな、
 絵本をテーマに自由研究なんて。

 この展示会、夏休みいっぱいの
 9月1日まで開催されています。
 おとなは600円の観覧料ですが、
 小中生はなんと無料
 ぜひ、この機会に「うらわ美術館」に
 行ってみて下さい。

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