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sai.wingpen 今週の木曜(6.11)、映画『劔岳 点の記』の試写会に行ってきました。
 点の記
 試写会は久しぶりです。
 昔はよく行きましたね。
 特に高校生の頃は、毎週行っていたかもしれません。
 せっせと試写会の応募ハガキを書いていましたよ。
 当たるようにイラストなんか描いたりしてました。
 その当時は「中ノ島ホール」(大阪です)なんかでよくしていました。
 で、今回は浦和にある「ユナイテッド・シネマ浦和」での試写会。
 今や映画館で試写会をする時代なんですね。


sai.wingpen せっかく当てて頂いたので、書いておくと、
 この試写会は「東京新聞ショッパー」という情報誌さんと、
 先ほど書いた「ユナイテッド・シネマ浦和」さんの企画です。
 点の記 2
 話題の映画が先行で(しかも無料で)観れるだけじゃなくて、
 「東京新聞ショッパー」さんからはトートバック、
 「ユナイテッド・シネマ浦和」さんからはブックカバーを
 頂いちゃいました。
 しかも、ですよ、
 そういうプレゼントが色々はいった袋の中に、
 「当選おめでとうございます」なんていう紙片がはいっていたのです。
 なんと、それが本のプレゼント。 点の記 3

 こんなにもらっちゃっていいのかな。
 そんなに日頃いいことしてるとも思えないのですが。

sai.wingpen では、映画『劔岳 点の記』の話です。
 今回の最後に、短評を書いておきましたが、
 前振りで書きますね。
 『劔岳 点の記』は「伝説の活動屋」といわれる木村大作さんが、
 その長い映画人生で初めて監督をした作品です。
 原作は新田次郎さん。
 この映画、撮影期間2年、撮影日数200日以上というから、
 大作といっていい。
 お金かかっていますよ、きっと。
 この『劔岳 点の記』の宣伝コピーが、

   誰かが行かねば、
   道はできない。


 というものですが、まさに木村大作監督もそういう気分だったのでしょうね。
 これは友人に聞いた話ですが、
 あの高倉健さんの映画はほとんど木村大作さんが撮影したとか。
 この『劔岳 点の記』でも、男たちがよく描かれています。
 主演の浅野忠信さん、香川照之さん、松田龍平さん、
 みなさん、いいですよ。
 その中でも、香川照之さんはうまいなぁ。
 最近香川照之さんの演技力は群を抜いているように感じます。
 そうそう、宮崎あおいさんもいい。
 この人、本当にかわいいな。

sai.wingpen 物語は、明治40年、日本地図の空白地点だった劔岳の登頂をめざす、
 測量官たちの記録なのですが、
 最後のどんでん返しというか、つらい事実が待っています。
 そういうことも含めて、物語の終わり方には苦労されたのだと思います。
 ちょっと感傷に流れすぎたかな。
 そんななかで、こんなセリフが印象に残りました。

   何をしたかではなく、何のためにしたのかが大事

 そういうことはあっても、
 作品の出来としては重厚だし、何よりも自然が美しい。
 今年の劔岳は熱いかもしれません。

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sai.wingpen  今回は映画評です      

 映画『劔岳 点の記』の試写を観た。
 新田次郎の原作を「伝説の活動屋」といわれる木村大作氏が五十年の映画人生にして初めてメガホンをとった話題の映画である。
 物語は明治四十年、日本地図最後の空白地帯を埋めるため、未踏の劔岳に挑んだ測量官たちの苦闘の記録であるが、その映像の美しさにしばし時を忘れる。最近の映画はCG全盛で、刺激や興奮ばかりが目立つのだが、木村監督は執念ともいえるこだわりで立山連峰の自然を撮り続ける。だからこそ、自然の厳しさ、恐ろしさが眼前に迫ってくるし、自然の美しさ、やわらかさにあらためて気づかされる。雲海の果ての富士山の美しさは何ものにも変えがたい。
 こういう自然との物語を観ていると、自然は私たちに試練を与えるが、成長をもたらす存在でもあることがよくわかる。
 「この映画はヒーローやお金をもうけようとした人ではなく、与えられた仕事に黙々と打つ込む一般庶民の話」と木村監督は語っているが、同時に自然の怖さ、厳しさ、美しさを知っていた人の物語でもある。彼らにとっては、自然は壊すものでも造りだすものでもなく、あるがままの姿だったにちがいない。
 この映画がそういうことを考える契機になるといい。
 
(2009/06/12 投稿)
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