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プレゼント 書評こぼれ話

  書評ブログである
  このブログを書き続けて
  7年になりますが
  よくそんなに本が読めるよねとか
  読む本がそんなにあるのだと
  感心されたり
  呆れられたりすることがあります。
  読みたい本が途切れることは
  今までに一度もありませんでした。
  机の上には
  いつも次に読まれる本が
  何冊か出番を待っています。
  ブログが始まって
  7年間のことではなく
  子どもの頃からの
  習慣が続いているのですね。
  だから、
  私にはあまり「次の本へ」という
  感じはありません。
  それでも
  本を読みたいのだげど
  何を読んだらいいのか
  わからないという人は
  たくさんいます。
  そういう人のための一冊
  『次の本へ』を
  紹介します。
  この本は神戸の苦楽堂という出版社が
  初めて出した一冊です。
  そのためにも
  この本をどんどん広めていってほしい。
  読者が
  出版社を応援することだって
  できるのですから。

  じゃあ、読もう。

次の本へ次の本へ
(2014/11/06)
苦楽堂

商品詳細を見る

sai.wingpen  「次の本」に出合うために練習を怠らないこと                   

 本を読まない人は、本が読めないのではなく、本を選べない人なのかもしれない。
 「何を読んだらいいかわからない」という声をよく聞く。
 本屋さんに行けば、あるいは図書館に入れば、あんなにたくさん本があるというのに。
 本書はブックガイドではあるが、単に思い出に残った本や役立つ本を紹介しているわけではない。
 84人の人たち(普通このような時には「著名人」という言い方をするが、この本の84人は特に有名ではない人たちもいる。その点もこの本の特長といえる)が、「次の本との出合い方」を紹介しているのが目新しい。

 この本のことは2014年11月24日の日本経済新聞の朝刊コラム「春秋」で知った。
 コラムではこの本を出版した苦楽堂の石井伸介さんの、「気になる1冊と出合う機会はそこそこある。しかしその次に読む本を自分で選ぶ方法がわからないのだ」という思いがまず紹介されている。
 そして、この本で紹介されている「次の本との出合い方」が「千差万別なところが面白い」と続ける。
 本との出合いでいえば、このコラムを読んでこの本にたどり着いたように、実はきっかけはたくさんある。
 この本でも漫画から次の専門書につながったケースも多く紹介されている。
 その一歩を歩き出せば、すぐ近くに「次の本」があるのだ。
 コラムは小中学生の読書冊数が増えているにもかかわらず高校生のそれが少ない点を取り上げて、「子供向けの本を卒業し、大人と並んで本を選び始める時に戸惑うのか。向上心をそがぬよう、大人たちはしっかり手伝いたい」と結んでいる。

 「次の本」に出会うのはどういうきっかけが多いかといえば、「好きな著者、気になる著者ができて」が多い。
 そういえば、私の読書歴でもそうだった。
 大江健三郎や倉橋由美子、それに太宰治といった作家たちを新潮文庫で次から次へと読んでいった。
 背表紙の同じ色が揃っていくのが楽しくもあった。
 同じ著者の作品を読むのは「次の本」に進みやすい読み方だろう。

 本を読むことはそれほど難しいことではない。
 しかし、本を読み続けること、選ぶことは、やはり難しい。
 そのためには、本を読む練習も欠かさないようにしないといけない。
  
(2015/01/05 投稿)

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