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プレゼント 書評こぼれ話

    一週間のごぶさたでした

  わあー、このフレーズ懐かしいな。
  玉置宏さんですよ。
  「ロッテ歌のアルバム」ですよ。
  若い人は知らないですよね、でも、おじさんは知っている。
  悲しいような、得したような。
  そうだ、そんなことはいいのでした。
  何が「一週間のごぶさた」かというと、
  東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズの書評です。
  今回は『マツタケの丸かじり』。
  今回この本を選んだ理由は、文庫本の表紙です。
  マツタケの下に若い女性が頬を赤らめている、この絵です。
  うふふ、と思っちゃった。
  エヘヘ、と考えちゃった。
  選択が極めて不純ですよね。
  でも、不純だろうと、この本の面白さは変わりません。
  ちなみに書いておくと、この美女は「マツタケ」の項には出てきません。
  「アイスクリーム」の項に出てきます。
  グヤジー。
 
マツタケの丸かじり (文春文庫)マツタケの丸かじり (文春文庫)
(2001/01)
東海林 さだお

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sai.wingpen  「丸かじり」のおいしい食べ頃教えます        矢印 bk1書評ページへ

 今回は東海林さだおさんの「丸かじり」シリーズのおいしい食べ頃をお教えします。
 まずは、紙と鉛筆をご用意下さい。
 そうか、印刷しちゃえばいいのか。
 失礼。
 では、プリンターをご用意下さい。
 あ、もちろん、わざわざ印刷する必要もないことはご承知下さい。重たいプリンターを運び込んだのに、ちっとも役に立たないと、あとで怒らないで下さいね。
 まず、朝、目が覚めます。
 怖い夢を見ましたね。(え、見ていない? 熟睡できていないんだ、きっと)
 目覚めが悪い。
 ここです。目覚めが悪い、この瞬間。
 まずは、この瞬間が第一のポイント。
 できたら、「松たけの土びん蒸し疑惑」(本書所載です、もちろん)なんかではなく、「ケニアの朝食は・・・・」(本書所載です、もちろん)なんかがいいですね。
 マツタケはよくない。
 特に男性諸氏はよろしくない。
 もちろん、もしかして、「朝のめざめ」があるかもしれないから、時にはいいかもしれない。(かなり好い加減に書きました)

 次は、通勤電車のなか。
 どうせ会社に行っても、ろくな仕事を(多分)しないでしょうし、そんなに頑張って栄養剤とか経済紙とか読まなくていいですよ。
 そんなことしちゃうから、疲れる。憂鬱になる。泣けてくる。エーン。
 泣いている場合じゃなかった。
 ここです、読み頃のポイントは。
 「ホットケーキの法悦」(もちろん、本書に載ってます)なんか読んだ暁には、もうポワーンとしてしまう。会社に行くのが嫌になる。
 まちがいなく、喫茶店に直行して「ホットケーキ」を注文したくなる。
 そして、「ナイフでもってホットケーキの表面をペシペシとたた」きたくなる。
 しかし、そんなことしたら、あなたの立場があやうい。
 会社は「ホットケーキペシペシ症候群による出社拒否」をお待ちになっているかもしれない。
 だから、それは我慢して、とりあえずは会社に行きましょう。
 いいことだってあるかもしれない。

 本当はこのあとに、昼どきとか、三時のおやつとか、夕食、夜食、と続くのですが、いつどんな時でもおいしいのが「丸かじり」シリーズなのです。
 ハズレがない。
 最後にひとつだけ、これだけは守って下さい。
 寝る前にショージ君に向かって(どこに住んでおられるかは知りませんが)、「今日もおいしゅうございました」というお礼を忘れないように。
 君に幸あれ。
 おやすみなさい。
  
(2009/06/28 投稿)

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