プレゼント 書評こぼれ話

  学校によっては
  すでに2学期が始まっているところも
  あるかもしれませんね。
  それでも9月1日から2学期という
  子どもが多いかな。
  となると、
  今日が夏休み最後の日曜日ということで
  最後に楽しいことをしたいけど
  夏休みの宿題におわれているという
  子どもたちもたくさんいることでしょう。
  絵日記はちっとも書いていないという
  子どもたちのために
  今日紹介する
  長谷川義史さんの『パンやのろくちゃん なつだよ!』は
  夏を思い出すのに
  ぴったりの絵本です。
  『パンやのろくちゃん』シリーズの絵本は
  短いお話が四つもはいっていて
  絵本の構成としては
  面白いですね。
  相変わらず長谷川義史さんの
  ユーモラスは健在だし。
  さあ、子どもの皆さん。
  しっかり宿題を終わらせましょうね。

  じゃあ、読もう。

  

sai.wingpen  マネはしないで                   

 夏休みもそろそろ終わり。
 子どもたちは宿題で大忙し。「ねえねえ、お母さん、この夏何をしたっけ、ぼく」なんて聞いている子どもはいないでしょうね。
 誰も教えてくれないよ。
 それでも、思い出せない時は、長谷川義史さんのこの絵本を読んでごらん。何かのヒントになると思うよ。
 「かおがパンパン パンやのろくちゃん」が主人公のこのシリーズは、パン屋の子どもろくちゃんと商店街のお店の人たちの交流を描いて人気ですが、今回の絵本には夏のお話が四つも収められています。

 「なつまつりのきんぎょすくい」「ゆきちゃんさそってプールにいって」「きもだめしでがんばって」「はなびたいかいにでかけたよ」。
 どれも夏の行事を舞台にろくちゃんの変な活躍が楽しめます。
 金魚すくいは、たくさんの子どもたちがしたのではないかな。逃げる金魚を追いかけても、すぐに破けてしまった経験はきっと誰にもある。ろくちゃんの場合は、お母さんに一回しかしてはいけないという約束をお父さんと破ってしまうのだけど、金魚すくいって子どもだけでなく、大人も夢中になるよね。
 そんな光景、見なかった?
 そういうのが、面白い絵日記になったりするのじゃないかな。

 花火のお話は切実。だってろくちゃんがおしっこしたくなって、トイレに行くのですが、長い順番待ちの列が出来ていて、とうとうおもらししちゃう話。まさか、そんな子どもはいないでしょうが、いたとしてもそれは絵日記には書けないよね。
 やっぱり書くとしたら、きれいな花火を見ましたぐらい。でも、長谷川さんの絵本にあるように、花火の音ってとても大事ですよね。 「ドドドドドドドド ドドドドドドドドン ドーン!」
 きっと耳にした時は、もっとたくさんの音が聞こえたはずだよ。そんなところに工夫をしたら、先生にほめられるんじゃないかな。

 この絵本はそんなふうに子どもたちの夏そのもの。大人の読者には懐かしい夏かもしれません。
 でも、これはあくまでもパンやのろくちゃんの夏のお話。
 そっくりマネするのは、よくないからね。
  
(2015/08/30 投稿)

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